あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

政治学

ジョン・グレイ『グローバリズムという妄想』

グローバリズムという妄想作者: ジョングレイ,John Gray,石塚雅彦出版社/メーカー: 日本経済新聞社発売日: 1999/06メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ (4件) を見るFalse Dawn: The Delusions of Global Capitalism作者: John Gr…

スーザン・ストレンジ『国家の退場』を読む

The Retreat of the State: The Diffusion of Power in the World Economy (Cambridge Studies in International Relations)作者: Susan Strange出版社/メーカー: Cambridge University Press発売日: 1996/11/14メディア: ペーパーバック クリック: 10回この…

今さらながら、フランス大統領選挙雑感

■フランスでサルコジ氏大統領当選への抗議行動続く【5月8日10時19分配信 ロイター】 [パリ 7日 ロイター] 大統領選の決選投票でニコラ・サルコジ前内相の当選が決まったフランスで、同氏当選への抗議行動が広がった。目撃情報によると、パリでは7日夜、…

自分のスタンスはどこに?

今年は統一地方選挙&参議院選挙のいわゆる「選挙イヤー」。 いろいろ特集組んでいるのだけれど、政治学を専攻する管理人が面白いなぁ…と思ったのが↓のサイト。 ぜひぜひリンク先から飛んで、自分のポジションがどこにあるか確かめてみると面白いかもしれま…

制度かパーソナリティか@大嶽秀夫『小泉純一郎 ポピュリズムの研究』

小泉純一郎 ポピュリズムの研究―その戦略と手法作者: 大嶽秀夫出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2006/11/01メディア: 単行本 クリック: 24回この商品を含むブログ (16件) を見る 本書は2006年11月に東洋経済新報社から発売された。総理在任期の小泉純…

無党派が生んだ?宮崎県知事

そのまんま東(東国原英夫)が宮崎県知事に当選したことが、月曜の全国紙などでは大きく報じられた。もともと宮崎といえば保守が強い地域である。例えば、道路族議員や抵抗勢力の代表のようなイメージのある江藤隆美などはこの宮崎出身であった。 ま、江藤を…

追悼@福田歓一『近代民主主義とその展望』を読む

近代民主主義とその展望 (岩波新書 黄版1)作者: 福田歓一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1977/06/10メディア: 新書購入: 1人 クリック: 28回この商品を含むブログ (33件) を見る 今日は更新するつもりが無かったんだけど、政治思想の勉強をする管理人から…

教育基本法改正案、衆院特別委で通過

今回はNewSな話題。 管理人の興味関心がいろんなところに分散していると思ってください。 教育基本法改正案が衆議院特別委員会で通過したようだ。 (↓毎日新聞の該当記事) http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/news/20061116k0000m010019000c.html 政…

アメ政

「アメリカ政治論」のことを学部時代、略して「アメ政」と呼んだ。 もっとも、アメリカ政治論を講ずる教授の授業レベルが酷すぎるというのがもっぱらの評判だったので、管理人は履修しなかった。なので、アメリカ政治に対して相応に勉強した記憶はあまり無い…

ネット時代でどう変わる?@ノエル−ノイマン『沈黙の螺旋理論』

沈黙の螺旋理論―世論形成過程の社会心理学作者: Elisabeth Noelle‐Neumann,池田謙一,安野智子出版社/メーカー: ブレーン出版発売日: 1997/07メディア: 単行本 クリック: 63回この商品を含むブログ (8件) を見る なんだ、こいつは院生のクセしてマンガばっか…

事実が大事か価値が大事か

このエントリ、元々ここに書くつもりじゃなかったんですがレス欄の関係上、こっちに書くことに。本来であれば黒ねこさん(http://blog.livedoor.jp/sweet_vanilla_666/)へのレスにしようと書いたんだけれどなぁ…。文字数オーバーだって。せっかくなので加筆…

移民をめぐる現代社会

ジダンの頭突きとマケラッティが何を言ったか、なんて今ではすっかり下火になってしまったが、一応の決着が付いたようなので、エントリ。http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060720&a=20060720-00000162-mai-spo その中の記事では 原因はマテラッツ…

会期終了解題。

国会が会期末を迎えた。 政治学が本職でないヒトのために説明すると、国会にはいくつかの種類があって、 通常国会…憲法で義務づけられ、毎年1月に始まる議会。期間(これを会期って言います)は150日間。目安として1〜3月までは予算の審議→成立を。4〜6月ま…

民主党が教育基本法改正案を出したワケを考える

玉吉氏からレスを貰ったので、返答しようと思って「民主党が教育基本法改正案を発表した理由」について自分なりに考察した記事を書いていたら、パソコンが…。orz 面倒くさいなぁ…って思ってワープロソフトに下書きしなかったのが良くなかった。おかげでおシ…

法案成立ってどうなっているの?

ちなみに前回に引き続き、保坂展人(社民党衆議院議員)のBlogでは来週16日(火曜)に法務委員会で与党側は強行採決をするつもりらしい。保坂展人のどこどこ日記 分かり難いかもしれないので、法案成立までの簡単な流れを説明しよう。 法律案は ・政府提出法…

政治学の役割とは―猪口孝『国際政治の見方』

国際政治の見方―9・11後の日本外交 (ちくま新書)作者: 猪口孝出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/12メディア: 新書購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (17件) を見る 現在中央大学教授を務める猪口孝は、「あの」ブルーのドレスを着て任命式に…

日本における「サルトル」か―竹内洋『丸山眞男の時代』(中公新書)を読む

丸山眞男の時代―大学・知識人・ジャーナリズム (中公新書)作者: 竹内洋出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2005/11/01メディア: 新書購入: 2人 クリック: 41回この商品を含むブログ (100件) を見る いきなりですが…。 丸山眞男という名前を人文・社会科学…

先祖返りに捉えられる悲哀

世間的にはどうでもいいベタ記事なんだけど社民党が再び、自衛隊を違憲とする党宣言案を採択したとする記事。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060202-00000004-yom-pol ただ、世の中便利なもので、こーいうときにネットは大変重宝するなぁ。実際のとこ…

自民党結党50周年〜非政党としての自民党

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051122-00000017-maip-pol 自民党の結党50周年大会。1955年以降、ほぼ一貫して日本の政権与党であった自民党は世界的に見ても極めて稀な政党である。 普通、こんなに一つの政党が政権の座に居続けることなど、公正な…

豊かさの次に来るモノは…。〜R・イングルハート『静かなる革命』

カルチャーシフトと政治変動作者: ロナルドイングルハート,Ronald Inglehart,村山皓,武重雅文,富沢克出版社/メーカー: 東経発売日: 1993/07メディア: 単行本 クリック: 26回この商品を含むブログ (2件) を見るもう『静かなる革命』は絶版して久しいのですが…

オセロゲームと総選挙

公明党への配慮もあって、投票日まで最長のおよそ1ヶ月に及ぶ選挙戦でしたが、フタを開けてみれば、自民党の歴史的勝利でした。衆議院の定数が480議席に削減されたことを考えると、議席占有率という感から考えると、衆参同日選挙を行った中曽根内閣の300議…

総選挙〜単純化の危険性と主体的判断と…。

いよいよ明日は総選挙です。新聞・雑誌の予測と同じく、自民党が大勝するのか?それとも自公で過半数割れをして、政権交代が起こるのか?俗に言うところの「国民の審判」は果たしてどちらに傾くのでしょうね。 かつて大平首相が「国民のバランス感覚は絶妙」…

誰でも同じに隠された怠惰

台風14号の影響で九州地方の被害が連日報道されてますね。今日のクローズアップ現代ではアメリカのハリケーン、カトリーナへの政府の対応なんかを取り上げていましたが…。被害がシュミレーション予測できていながら、これだけの犠牲者が出てしまうのですから…

報道と選挙結果の関係〜投票行動研究を考える

ひとまず、センチメンタルジャーニーの報告も終わったってことで、またもやニュースな展開を。NEWSといっても酒を飲んだ方ではありません。悪しからず。あの一件の後、どーなったんでしょうね。ともかく、マスコミに取り上げられないと我々は瞬時に忘却の彼…

小泉内閣4年間の総括と21世紀臨調の検証大会

新しい日本をつくる国民会議、別名を21世紀臨調(HP http://www.secj.jp/)といいますが、土曜の朝刊各紙に03年 のマニフェスト検証の結果を公表してました。主要5紙を眺めた限りでは、毎日はあまり詳しく書いてなかったような感じでしたが…。それでも…

国民新党と自民党政治③

前回は派閥の側面から金権政治が横行するようになった背景について説明をしてみました。もっとも、派閥の登場は自民党内にあるイデオロギーの差異や派閥の長の個人的カリスマ性、あるいは当時行われていた中選挙区制という選挙制度にも大きく依っていること…

国民新党と自民党政治②

今日もムネオ氏の新党大地結成のニュースがありましたね。いかにも松山千春っぽいネーミングセンス。ま、国民新党よりよほどイイですが…。今回の内容はややニュースから逸れちゃいます。しかも、ちょっと日本政治論っぽくなったんで文体も論文形式に「である…

60年の時間的距離〜終戦記念日に寄せて

9日にもあったので重複するところ多いのかなぁ、と思ったものの、思うところが多いので。 今年で戦後60年。60というのは陰陽道でワンサイクルなんですか?ともかく60歳になると「還暦」のお祝いをするのはなにやらそーいうのがあるとかないとか。とも…

60回目のナガサキの日に

カタカナでヒロシマ・ナガサキと書いた場合、それは単なる一地域名とは別の響きを持って受け止められる。そう、1945年8月6日、9日にそれぞれ投下された原爆の被爆地として。 ヒロシマが人類初の核兵器の犠牲地となって注目を浴びる一方、どうもナガサ…

海老坂武 著『サルトル−「人間」の思想の可能性−』岩波新書

サルトル―「人間」の思想の可能性 (岩波新書 新赤版 (948))作者: 海老坂武出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2005/05/20メディア: 新書購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (27件) を見る今年2005年はサルトルの生誕100年ということで、例え…