あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

自己争点化作業とマニフェスト

台風上陸で、首都機能は混乱してますが、幸いにして夜中に通り過ぎそうで何よりですね。通勤(通学はもうちょっと先かな)される方々を思うと、寝ている間に通り過ぎるのが社会的影響という観点から考えるとベストなのかな。

さて、主要政党のマニフェストが出て、いよいよ選挙戦と言った様相を見せてます。マニフェストの提唱から、ようやく広まってきた感がありますね。とはいっても、一般有権者にどれだけ浸透しているかは分かりませんが…。
マニフェストを請求するなり、演説してるところから頂戴するなりするのは結構めんどくさいし、気が引ける…。そこで活用するのが新聞。各紙ともにそろそろ各党のマニフェストを検証するのではないでしょうか。全部は載ってませんが、個別政策ごとに要点を連日のように検証しています。
また、Yahoo!でも扱ってます。(http://election2005.yahoo.co.jp/)ネット世代にはPCから見られた方がいいのかもしれません。意外と重宝かも。

マニフェストが出揃ったところで、ようやく投票に際して判断材料がようやく整いつつあるかなと言う気がします。21世紀臨調で提言されてましたが、この選挙を「郵政選挙」だけにしてしまうと、他の政策は郵政民営化の是非にパッケージされてしまいかねないという恐れがあります。
例えば、外交・防衛。郵政民営化賛成の自民党小泉内閣のこの4年間は対米依存型でした。その結果、今の現状がある訳ですね。それを評価するかorしないか。この時、自分自身の中で投票基準を明確化しなければならない訳です。
郵政問題>外交・防衛問題なら、郵政民営化の是非でもって判断すればイイだけのことです。政府の役割は国民の生命・自由・財産―広義におけるinterest―を最大化することであると考え、その上で、郵政問題<外交・防衛問題が自分にとっての選挙争点であるならば、仮に郵政に対する対応が自分の考えと異なりながらも、外交・防衛政策で自身に最も近い政党に投票するべきでしょう。
シミュレーションゲームのように自分と完全に一致する政策など無いと諦めというか、自覚しないとダメだと思います。「投票とはましなものの選択である」(丸山眞男)でしたっけ?多分、言わんとしていることはそーいうことなんだろうなぁ、と。

そういえば明日の新聞に21世紀臨調マニフェスト達成度チェック発表の結果が載るのではないでしょうか?