あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

デュカそれともデュカス!?〜のだめカンタービレ13巻

のだめカンタービレ(13) (KC KISS)

のだめカンタービレ(13) (KC KISS)

 なんか、マンガの紹介って、なんなんですかね。こないだはハチクロ紹介して、今回はのだめですか…。
 でも、今回は、ついに間接的に我ら(!?)が都響の常任指揮者ジェイムズ・デプリーストの登場です!
 実在するデプリーストがのだめに登場するきっかけになったのは、月刊都響に掲載したデプリーストとのだめ原作者二ノ宮知子の対談によって。その時に「私もマンガに出してください!!」と頼んだのがキッカケ。
 去秋、都響常任指揮者記念公演と銘打って、マーラー交響曲第1番「巨人」を演奏したときに、終楽章のクライマックスにさしかかるとき、不覚にも管理人は泣きそうになってしまいました。歳のせいか涙腺が緩いのでしょうか(笑い)。
 ともかく、かなりの実力があるのは間違いナシです。華のあるタイプではないですが、別にそんなことでデプリーストの評価が下がるコトなんてこれっぽっちもありません。華があればいいってもんじゃないし。目指している方向が正反対なんですから、構うことありません。

 ちなみに、13巻出てくる、ル・マルレー・オーケストラって、佐渡裕がシェフを務める同じくフランスのラムルー管弦楽団と似てますね。ラムルー管弦楽団佐渡が就任する前までは伝統ある名門と呼ばれながら、崩壊の危機に瀕していて、それを佐渡が立て直したっていう実話があります。
 となると、今後の展開も…と思うんですが果たしてどーでしょう?

 あー、マンガの中で、デュカスの交響詩魔法使いの弟子」を取り上げてました。きっと14巻で正式な演奏会なんでしょうけど、仏語に詳しいヒト、デュカともいうし、デュカスとも表記されるこの作曲家、どーして「ス」が付いたり付かなかったりなんですか?詳しいヒトがいれば是非ご教授いただければ…。

ラヴェル:道化師の朝の歌

ラヴェル:道化師の朝の歌

 都響名誉指揮者、ジャン・フルネ(現在93歳!)による魔法使いの弟子。19世紀のフランス音楽の息遣いを感じさせる演奏です。ちなみにフルネ氏、12月の都響定期演奏会を以て、全ての指揮活動から引退するとのこと。生涯最後の演奏会を、フランスから遠く離れた東京でやろうと決意した、このフランスの名匠にひたすら感謝。
 興味のある方は、是非、都響ガイドへ。

なんか、マンガの感想じゃなくなってるな…。