あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

紅白は風物詩?

 改革というか、世間のズレを認識し始めたNHKですがその一環としての紅白の出場者選考。WaTが出てますが、これは一体どうなんでしょう…。
 ウエンツ&徹平でWaTですか。でもウエンツってファミリーネームじゃないのか?
 分かりやすくすれば、田中&太郎みたいな何だかちぐはぐな感じ。きっと黄色い声援を送る彼女らには関係ないのかもしれませんね。


 ただ、人口構成からすれば、もはや若い人たちの方が少数派なんだから、あまり低年齢に受けることばかり考えなくても良いのでは?
 バブル以降の経済傾向として、子どもを商品対象とした傾向が強くなってきているけれど、ガキどもをあまりつけあがらせない方がイイ、と思いますねぇ。自分もまだ青二才なんですが、社会が彼らの世代を中心に回っていると錯覚を起こすと社会的価値観も何もあったもんじゃない。
 近代以降の自由主義のそもそもの前提は、自由に行動する「主体としての個人」は理性と教養を持つ人間であったわけです。
 そこへ、本能と感情だけの子どもが社会の中心化すると果たしてどうなのかなぁ、と言う感じがしますね。保護を必要とされる子どもにはそれだけの理由がある訳なので、大人の側も節度を持って接しなければなりませんし、過度な商品ターゲット化は止めた方がイイ。
 しかし、そこがアダム・スミスに「欲望の体系」と呼ばれた資本主義社会の難しいところなんでしょうが…。

 

自由論 (岩波文庫)

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