あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

音楽監督未だ現れず@のだめカンタービレ14巻

のだめカンタービレ(14) (KC KISS)

のだめカンタービレ(14) (KC KISS)

はまぞうくん、なんで画像がでないのさ


 のだめも14巻に突入ですね。同じ講談社でもマガジン系の単行本は週明けなのに少女マンガは今日発売とは…。しかも買ってるし。
 なんだか少女マンガ買うのも抵抗なくなってきたな、いや、買ってるのはこれだけなんだけどさ。カレカノも終わったし、あー、そういえば「フルーツバスケット」とか「ハチミツとクローバー」とかもあったか。これは借りて読めばいいか。


 以下ネタバレ。


 最近は千秋とのだめの関係は、ひと山越えた感があるなぁ。最初の頃の、のだめの変態加減が後退して随分普通になってきたというか。フランス編になって大分落ち着いてきた感はある。この辺が物足りないところですが…。
 でも、のだめの場合、コンクールとか試験を前に音楽性がムクムクと向上しき、かつ、真面目タッチになるからその変態加減は減退しちゃうんですけどね。
 ひと味ちがったキャラばっかだけど、フランス編の方が大人しいかな?と思いつつ、実はこの世界観になれちゃったということもあるんでしょうが…。慣れとは恐ろしい。
 今回恥ずかしながら分かったのが、ファゴット
 マンガの中ではバソンと読んでいたためちょっと混乱していたんですが、要するに呼び名の差異。何の総譜だったか忘れちゃいましたけど「bassoon」と書いてあって、昔、戸惑った記憶があります。ドイツ語はファゴット(Fagott)と言い(イタ語もそうみたい)、英語・仏語はbass(o)onと書いてバズーンとかバソンとか読むみたいですね。
 きっと、単語に自動リンク機能がついてるからその辺クリックすると飛んでくれるんじゃないですか!?(←凄く適当)。
 どーでもいいけど、都響ファゴットって鳴ってるんだけどきれいじゃないんだよなぁ。よそのオケと比較すると木管が今ひとつ乗ってない印象がする。その分、弦楽器は凄く良いんだけど。都響の皆さんには申し訳ないけどね。来週の定期はどうなる事やら。


 ル・マルレ・オーケストラの音楽監督デプリーストはまだ登場しません。多分、当分でないだろうなぁ。だって、月刊『都響』に二ノ宮知子とデプリーストの対談の時に「音楽監督だけど姿を見せないっていう設定はどうです?」とデプさん本人から提案されていた。 恐らく、作者もそれに乗っかったのでは?その方が漫画的な設定だしね。
だから、ひょっとしてデプさんがマンガに出る前にまた、都響の定期を振りに来るほうが早いだろう(笑い)、という予想は十分つく。


 今後はのだめの初リサイタルとマルレ・オケがどうなるか。もう、あの二人は一波乱二波乱あっても「予定調和」になることが予定されるので、ほかでどうスリリングになるか大いに期待しときましょう。


 マンガで登場した曲をいくつか紹介。

ラヴェル:マ・メール・ロワ

ラヴェル:マ・メール・ロワ

 ラヴェルボレロ。バレエでもありますね。名前は知らなくても曲を聴けば知ってるくらい有名な曲。同じフレーズを繰り返すことでかくも見事な!と初めて聴いた人は思ったはず。欠点は、気の短いヒトは聴けないかもね。
 演奏は定評ある、以前ブラームスでも取り上げたフランスの名匠モントゥー。ロンドン響なのがちょっと残念ですがかなりイイと思いますねぇ。

プーランク:室内楽曲集

プーランク:室内楽曲集

 プーランクのピアノ・オーボエとバソンのための三重奏曲は未聴。恥ずかしながらフランスものはあまり聴かないからこれを機に聴いてみよう。

モーツアルト・ピアノ・ソナタ全集

モーツアルト・ピアノ・ソナタ全集

 モーツァルトのピアノ・ソナタ第11番。先月にリリー・クラウスモーツァルトのピアノ・ソナタ全集を購入。名盤の誉れ高い同盤を聴いて、ホントに驚く。これが50年前の録音か!?と思わせるクリアな音。それでいてモーツァルトの1小節ずつ異なるニュアンスに変幻自在に対応している若き日のリリー・クラウス
 チャーミングの極みというのはこういう演奏を指すのだろうなぁ、と思った。
画像が載らないので、これだけ、撮影(笑)。