あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

予定調和型終了@クニミツの政最終巻

クニミツの政 27 (少年マガジンコミックス)

クニミツの政 27 (少年マガジンコミックス)

 マンガは封印していたので今日早速買い。神の雫が読みたかったんだけどまだ見あたらなかったので、これだけ。代わりに違う本買ってしまったけど…。
 そっちの感想も後日。
 最終巻である。もう、ネタバレも良いところだけど、案の定、坂上先生は市長になる。っていうか、少年誌だからその辺の期待はまず裏切られない。ベタベタなラストだし。
 そんなことより、もっと突っ込むと思われていた医療編とか徳川みずほの一件とかあっさり流されてしまった。
 話が膨らみすぎるからか、有形無形の圧力があったかは分からない。
 以前、週刊誌の編集の方と話したことがあるが、そうした「圧力」が掛かりそうな記事でも、書いてる雑誌がマイナーであればほとんどどクレームは受けないそうだ。
 逆に、なにかで注目されて、一時的にせよ大量に売れるとそれこそ有形無形の「圧力」が掛かるという。
 親友の玉吉氏のコメント(有り難うございます!)で電通一社で視聴者を洗脳できる時代じゃない。という趣旨だったけど、一面ではその通り。
 ただ、注意しなければならないのが、ジャニーズ事務所に対して大っぴらにTV局(それを系列に持つメディア)が批判が出来ないように、いまだに「問題化」させないだけの力はある。
 これは多分に権力論の話になるが、そもそも人びとの問題意識に登場させない「表に見えない力」も権力なんじゃないか、という割と古いタイプの権力論もある。
 だから、表面化されてないけど問題はいくらでもあるだろう、ということ。
 実はライブドアと同様なことをしておきながら、発覚しないと言うことも…。

権力 (思考のフロンティア)

権力 (思考のフロンティア)

政治学的見地からの権力についてを考察。専門的に勉強したい人には物足りないっていうかもしれないけど、ここでフーコーとか紹介しても困るよねぇ。
買ってはいけない (『週刊金曜日』ブックレット)

買ってはいけない (『週刊金曜日』ブックレット)

本文中に説明した、売れると圧力が掛けられるというモデルケース。これが週刊誌に連載されているときはクレームはほとんどなかったそうだ。