あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

出題者と解答者@DEATH NOTE10巻

DEATH NOTE (10) (ジャンプ・コミックス)

DEATH NOTE (10) (ジャンプ・コミックス)

 デスノートも漸く10巻に到達。最近は以前のような無く子も黙るような勢いは下火になった感じはするんだけれど、それでも週刊少年ジャンプの人気連載には違いないな。
 なんてったって、今度、映画化するんだからその人気は大したモノだ。
 ただ、一部・二部で話を分けるとはいえ、長い話をどうやってまとめるのか、腕の見せ所だと思う。原作が良くできていると、映画化するのも大変だろうな。ただ、デスノートをドラマやアニメじゃなくて映画にするのはある意味で順当かな。映画ならR指定とかにも出来るし。
 ライト役は藤原竜也でしょ。管理人と同い歳。大したモノですねぇ。イメージとしては藤原竜也成宮寛貴が合ってるかな、と思ったら案の定だった。そーいえばリュークはどうするんだろうね。安っぽいCGとかになるのかな。そーなったらイヤ。

 第二部になってから、ライト(=キラ&L)にニアとメロという構図になり、しかもこの10巻ではライトの側でもゲパルト(!?)が起こるから登場人物同士の思惑が交差しまくりで、一気に追わないとわからなくなっちゃう。
 そこが、最近、「面白くなくなった」というヒトが出てきた原因だろう。正確に言うと面白くなくなったのではなくて、週刊連載だけの読者は混乱して、話の筋が分かり難くなっているのだと思う。
 第1部までは、ジャンプだけ読んでも充分に分かるんだけど、さすがに第2部になると単行本を読んで、流れを掴まないとアタマの中で辻褄が合わないもんなぁ。作者の大場つぐみは、ガモウひろし説もあるけれど(←ホントかい)、緻密に作っているなぁ。大したモノだ。
 あれでついて行けないヒトは、推理小説やサスペンスは読めないね。
 今回もライトのズル笑いは健在というかますます、少年誌の主人公とは思えない活躍ぶりをみせる。これは凄い。友情・努力・勝利のジャンプ三本柱に真っ向から勝負を挑んでいる。
 利用するものは何でもご利用。ただし、話が進まないから、徐々にライトは追い込まれているようになっているのだけど、ここで追いつめる側が八方ふさがりだと、話はそこで終了しちゃうから当然といえば当然。
 話はズレるけれど、問題の制作者はやはり解答者に比べると不利なわけだ。詰め将棋みたいなもので、問題を作るヒトのエネルギーと、その問題を解くヒトのエネルギーだったら後者の方が楽なのが普通。
 それを考えると、ライトは大変なんだろうな。と、マンガのキャラクターに真面目に感想をつけてみたくもなる(笑い)。
 魅上くんも出てくるし、タッキーこと高田さんも出てくるし。
 どうでもイイでしょうが、管理人は松田さんがオススメです。あのキャラクターは光っている。最後まで死ぬなよ、松田さん(笑い)。