あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

沖縄旅行記3

 万座毛を見た後に向かったところは、美ら海水族館です。前に来たときには、美ら海水族館なんて無かったんですけどねぇ。
 美ら海水族館があるのは海洋博公園のところです。前回行ったときには、ぼろい水族館があったんですが、その建物の隣にかくもりっぱな水族館が出来ていました。

http://www.kaiyouhaku.com/

 まぁ、気になったらそちらの美ら海水族館のHPにでも跳んでいただいて、沖縄に行く気を起こして下さい(笑い)。このHPにブログがあって、毎日記事が更新されているのがすごい。多分、飼育員(というのか!?)のヒトが当番制で記事を挙げているんだろうな。
 これを毎日閲覧すればサカナくんも驚嘆するほどのサカナに精通すること間違いなし!


 ところで海洋博公園に行って思うのは海洋博自体が昔っから続く沖縄振興策をまざまざと見せつけられるような気がしてならないですね。もっとも、それを言ってしまえば、首里城の修復や、沖縄自動車道、新築した沖縄空港、「ゆいレール」なるモノレール、沖縄平和祈念資料館などなど、この小さな自治体にしては結構色んなものが備わっている気がしてなりません。
 ただし、もともとアジアの一国だったのを日本に編入し、さらにはアジア・太平洋戦争の時に本土決戦のためのいわば「捨て石」とされ、敗戦後はアメリカ軍の統治下にあり、日本復帰後も米軍基地と低所得にあえぐ沖縄はいわば日本の負の遺産を一身に追っているという感もあり、だから政府は沖縄振興策を採り続ける他無いとも言えなくもありません。
 矛盾を一手に引き受けてきた沖縄であるからこその、これらの施設だとも言えるので管理人としてはやむを得ないのかな、という気にはなってしまいます。


 そんなんで、きっと美ら海水族館もたいそう立派に出来てます。この写真を見ても分かるように最大の圧巻は世界最大のガラスではないでしょうか。
 横浜八景島シーパラダイスも及ばない凄まじさ。
 大体高さ10メートル、幅20メートルくらいあるガラス(アクリル板!?)が一面に拡がり、ぐるぐると魚が泳いでいるんですねぇ。
 水槽の中は、サメやでかいエイとかもぐるぐる泳いでいるんだけど、魚どうしで食い合ったりしないのかなぁ…。小学校の時に教科書に載っていた「スイミー」のごとく群れを作って行動しているサカナがいたり、圧巻です。
 管理人はこの水槽の前で、もし割れたら水圧が凄そうだな、とかその時に、サメに食われたりしないかな、とか変な想像が(妄想に近い)あたまをよぎってしまいました。


 意外に思ったのが、ここが観光ルートだから団体客が多いのは当たり前なんですが、大人たちが真剣にサカナを覗いてみているのが面白かった。
 一風変わった水族館に、大人も子どもも関係ないってコトですね。好奇心って大事だなぁ…。