あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

お前もか、一心@BLEACH21巻感想


BLEACH 21 (ジャンプコミックス)

BLEACH 21 (ジャンプコミックス)

 本誌との距離が大分離れている気がするんだけれど、これくらいが適性なのかなぁ、とおもわせられるBLEACHです。
 アニメ版の方はとっくにルキア救出編を終えて、オリジナルストーリーに突入しているという話なんですが…。オリジナルストーリーになるってことは結構、数字が採れているんでしょう。誰が見ているかという問題もありますがね…。
 でも、どんな重大事件が起こっても根性でアニメを流すテレビ東京は好きですね。最近面白い番組少ないけど…。


 アタマから関係ない話をしてしまいました。
 前巻(20巻)で藍染が真犯人だってことがバレたんですが、今回はその後の細々とした事後処理。そして、新章の始まりって言う感じかな。
 そーいう位置づけなものだから、大きく話が展開するというわけではないです。どんなマンガも小説も始まりは助走をつけるもんなんでね。
 どーでもいい話ですが、管理人自身は一つの章が終わるときの、緊張感が解放される回の話って好きです。最終話だったら尚更寂しさみたいなものが滲み出ていて良いなぁ。
 色んなキャラがてんこ盛りになっているのも特徴。しかも、コメディタッチで描かれます。

 それで、ようやく現世に戻るんですが、そこで早々と新章です。
 最初の方こそ、ブリーチ的なノリ&オチが満載で楽しいんですが、またすぐに戦闘シーンに突入です。
 毎回思うんですが、一つの大きな章が終わった後、次の章に行くまでにもっと時間を空けた方が良いんじゃないですか?小話をいくつか入れた後で、ようやく次の章に突入、とした方がイイと思う。
 特に、1話完結と違って、この手の話は、またロールプレイングのごとく長々と予期されうる結果をめざして話が進んでいくんですから、しばらくはブレイクタイムがあっても良い。
 ジャンプの編集のヒトって、マンガ好きだけど、どこまで小説やら映画やら好きで良く読んだり見たりしているか疑問ですね。毎回、つまらない方向に梶を切って台無しにしていると思うんだけどな。話を膨らませないor要素があるにもかかわらずつまらなくしてしまうのはやっぱり編集のせいでしょう。

 最後の方でオヤジ登場。知ってはいたけど、ここでいきなり死神化です。しかも、あっさりとホロウを倒しちまうし。もうムチャクチャ。一回、強さランクを相対表にでもしてみるといい(笑)。
 これは狙っていたのか思いつきか…。管理人は前者採用です。どこまで始めの段階で意図していたか、疑問は残りますが、「話が受けたときのために伏線だけ張っておこう」というマンガ家としては商才に長けた、というか、先見の明が立った判断をしているのかな。と思いましたね。

 ところで、女性読者の方々は「日番谷くん」が元気になったことをお喜びになっているんでしょうかねぇ…。人気投票第二位、侮りがたし…。