あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

すっかり二人はラブラブモード@のだめカンタービレ16巻

のだめカンタービレ(15) (KC KISS)

のだめカンタービレ(15) (KC KISS)

 今回のメインはもちろんモーツァルト。多分、生誕250年記念ってコトで世間ではモーツァルトフィーバーだから、作者もその気になっちゃったんでしょうね。
 15巻のところでも書きましたが、最近はどうも、のだめのムチャクチャな行動に爆笑するということがめっきり少なくなりましたね。多分、千秋とのパートナーシップがうまく作用しているので、「のだめ変態指数」が低下しているものと思われるのですが…。
 それでも、相変わらずの料理音痴っぷりを発揮し、何人かを食中毒の世界へと誘うあたりは非常に面白いですよ。やっぱり。


 ちなみに今回は石川雅之の『もやしもん』がちょこっと出てきてて面白いです。このマンガも結構売れているらしいし、面白いから買いかなぁ…なんて思っているんですけどね。
 そんなわけで今回は千秋とのだめの関係はさらに進展してますが、実はこのパリ編、サブキャラ黒木くんが裏のテーマになっているんじゃないかな、と思わせるくらい展開が気になってきます。これ以上はネタバレなので(笑)。

モーツァルトの手紙 (講談社学術文庫)

モーツァルトの手紙 (講談社学術文庫)

 ちなみに、モーツァルトの手紙は白水社の全集の他に講談社学術文庫からも出ているので、さらっと読んでみたいヒトにはこちらを読まれるとイイと思います。もっとも、管理人ですら全集は読んでません。
モーツァルト 天才の秘密 (文春新書)

モーツァルト 天才の秘密 (文春新書)

 あと、中野雄のこの本もモーツァルトを論じたものとしては出色かも。伝記風にモーツァルトを叙述していて、中野雄の格調ある文体と丸山眞男や海外の名演奏家のエピソードを交えながらモーツァルトに迫れる本です。

モーツアルト・ピアノ・ソナタ全集

モーツアルト・ピアノ・ソナタ全集

 マンガにも出てくるモーツァルトピアノソナタと言えば、繰り返しですがリリー・クラウス。この演奏はまさに小林秀雄の『モオツアルト』ぴったり。まさに「哀しみながら疾走する」のです。まぁ、それより若干明るめですが…。
シューベルト : ピアノ・ソナタ 第16番 イ短調 D.845

シューベルト : ピアノ・ソナタ 第16番 イ短調 D.845

 シューベルトピアノソナタ内田光子で決まりでしょうか。でも、モーツァルトほど取っつきやすくはないです。ハマると凄いですけど…。

 モーツァルトの曲の中で、名前は知らなくても聞いたことある!曲といえば多分「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」名曲アルバムとかにも入ってるヤツですね。演奏はSP時代のワルターが、ってヒトもいますが一般的ではないのでこの辺りで。

モーツァルト:オーボエ四重奏曲

モーツァルト:オーボエ四重奏曲

  • アーティスト: ホリガー(ハインツ),モーツァルト,クレバース(ヘルマン),ホフマン(ブルーノ),シャウテン(カール),ニコレ(オーレル),デクルース(ジャン),ムンク=ヘーレ(ユディット)
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2003/05/28
  • メディア: CD
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 モーツァルト交響曲よりも断然、室内楽の方が素晴らしいです。ホントに肩の力が抜けていながらにして、音楽がこんなに美しく流れるのか、と思うほど。