劇場版DEATHNOTE前編みた。
コメント欄では毀誉褒貶が割と激しい劇場版DEATHNOTEを観てみることに。
まさかここまでブレイクすることになるとは思わなかったなぁ。「デスノ」なんて言葉が流行る前から読んでいた管理人にとってはやや意外な感じ。
コアなファンはいると思うけど、爆発的に人気になるような明るい話じゃないから、どーなんだろ、みたいな心配があったけど、何か杞憂だったみたい。
でも、ほんとに大葉つぐみはガモウひろしじゃないの?
えー、ネタバレにならないように気をつけて書くとすれば、おおよそ悪くないです。
最初の30分くらいはちょっとテンポがもたつくかな、といった印象は受けるけれど、あとの90分はどんどん引き込まれていきます。とくに最後の30分(とはいえ前編だけど)はかなりテンションが高まっていく展開で面白いです。
管理人は院生なので1500円で映画を観るわけですが、1500円分のペイはあったかな。1800円でも行けるでしょう♪
ただし、原作を観ている観ていないで、どーなんだろ。
ノートのルールとか、細かなところは原作を読んでいると理解しやすい。多分、知らないで行くヒトは「何で???」っていう疑問を抱きながらもテンポ良く進んでしまうので理解不能のまま終わってしまう恐れがある。なので、頭の回転に自身のないヒトは読むとイイかなとは思う。
あと、強烈に原作のイメージに固まっているヒトはオススメしないのも確か。というか、小説でもマンガでもアニメやドラマ、映画化するとイメージが崩れるのは必定。自分の中で「DEATHNOTE像」が出来上がりすぎると、「これは本物のDEATHNOTEじゃない」と独りよがりでメデタイ思考をしてしまうため、だったら見ない方が良いかも、ということになる。
あとはへそ曲がりとか。邦画は観てらんねぇよ、みたいなヒトも止めたらいいと思う。
それ以外のフツーのヒトになら楽しめる映画でしょう。ここから原作に入ってもイイし。小畑健の画は凄まじいクオリティだからなぁ。週刊連載であれは神だと思ったりして。
藤原竜也は頑張っています。あーいうライトもアリでしょう。ヒトによっては「スマートさ」に欠けるっていうかもしれないけど、演技力のある俳優なので演技自体は悪くないから安心してみられるし。
Lの松山ケンイチはおそらく一番ブーが出そう。あの役は多分誰がやってもケチが付くと思う役なので大変。声質の不安定さが無くもない。もともと動きのない演技をしなくちゃいけないから、誤魔化しようがないと言えばそう。さて、後編にどう影響が出るか。
オヤジ役の鹿賀丈史も結構イイ。前も書いたけど、一番ハマっているのはやっぱりワタリ役の藤村俊二だとは思うんだけど。
やっぱりワタリ=オヒョイさんだよな。ああ、ワタリだって観て思ったもの。まさにドラえもん=大山のぶ代くらいのハマりくらいかと。
どーでもいいけど、観ている途中で隣の隣に座っているヒトの反応がウケた。なんかどーでもイイところにウケているんだよな。なんかLが角砂糖積み上げるところとかさ…。あと、松田刑事に異常に興奮してたし。そーいう脳内妄想はアンソロジーだけにしてりゃいいのに(笑)。ま、もうすぐ夏のコミケなんだろうけどさ。
そりゃ、松田刑事、原作でもなかなかオイシイですよ。管理人もそーいう微妙なキャラ好きなタイプだから分かるんですが、いかんせん興奮しすぎ。だからホントにコミケ…(以下自粛)。そんな松田刑事役は青山草太が演じているようです。誰だか良くわからないけど。
さて、秋はどーなりますやら…。
あ、どーでもいいけど、劇場版DEATHNOTEのHP見づらくありませんか?