あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

返品&お取り寄せ

 アルトゥール・シュナーベルの演奏によるベートーヴェンピアノソナタ全集を新宿の「塔」で購入。
 っていうか、3週間前に買ったんだけれど、10枚組のCDのうち1枚にキズがあって再生できなかったので、塔に出向いて、返品させて貰いました。
 多少のキズがあっても管理人としては鑑賞に差し支え欠ければ気にならないんですが、再生できないほどのキズだったために、クレーマーになってしまった。たかだか10枚組1985円なのに恥ずかしい…。一枚あたり200円しませんよ。


 ちなみにシュナーベル空前絶後ベートーヴェン弾きとして戦前から名を馳せた存在だったようです。
 一番最初にピアノ・ソナタ第21番「ヴァルトシュタイン」を聴いたのですが、一気に駆け上っていくような素晴らしい演奏。それでいて高貴な感じ。
 1932-35年にかけての録音なのに、中低音が実に伸びやかに録音されているのも特筆でしょう。
 これと同じ時代のオーケストラの録音は蚊の鳴くような情けない音をしていますが、おそらくピアノだけだから、音域による歪みのない録音が出来ているのでしょうね。


 いかんせん10枚もあるので全部聴くのは暫くかかりますが…。