あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

長野テレビ報道を嗤ふ@長野県知事選挙への雑感


 明日20日長野県知事選挙が告示される。
 去年、蓼科に行ったときも、今年、軽井沢に行ったときも長野県のローカルニュースでの田中県政の報道ぶりに驚いた記憶がある。


 関東でニュースを見る場合は、肯定的に見るにせよ批判的にみるにせよテレビ番組は割合中立的に「装う」。新聞でも両論併記だったりね。もちろん、朝日や読売で志向性が違うため社説ではハッキリと方向性が出ていたりするが…。それにしても最近の朝日新聞のだらしなさは異常だ。世論に迎合している感じが漂ってくる。便所の書き込みをするようなヤツらなんか気にせずに、「朝日」色を全開に発揮すればいいのに。読売もそうだけど、発行部数が多すぎるが為に、独自性が全くないんだよな。
 それに比べたら長野のマスメディアは「カラー」は出ているのかもしれない。田中康夫に関するニュースを読んだ後で「このようなことが知事の仕事で良いのでしょうか」みたいなコメントを挟み込むなんて、まったくアッパレとしか言いようがない(←もちろん皮肉)。


 端的に言ってしまえば、どうも長野県のテレビや新聞は田中県政に対して批判をしているよいうよりも、単に田中康夫が「どーも気に入らない」らしい。
 理由は簡単だろう。それまで既得権と化していた「記者クラブ」制を廃止して、誰でも県知事に対してアクセスできるようにしてしまったのが許せないようだ。


 長野と言えば「信州毎日新聞」があって昔は桐生悠々が「関東防空大演習を嗤う」という評論を載せるくらいジャーナリズム精神溢れる新聞だったが、長年の県知事→副知事への知事職禅譲が常態化したためにジャーナリズム精神なぞ、とっくに消滅したらしい。
 中にいる人間はその異常さに気づかない、とは良く言うことだが、こと長野の報道もこれに当てはまると言えるだろう。
 それでも信州毎日新聞は長野の地方紙として県知事選をウォッチするには便利。その辺の評価は差し引きながら追えば良いんじゃないだろうか。(たとえば、長野オリンピック長野新幹線、高速道路の建設で県財政は危機的状況だ、というが、一体今まで何を報道してきたのだろうか)
信濃毎日新聞[信毎web] - 信州・長野県のニュースサイト
 ちなみに長野県の報道の堕落っぷりは岩波書店の雑誌『世界』に詳しい。(バックナンバーだけど)


 対抗馬になる村井仁は去年「郵政選挙」と呼ばれた2005年総選挙(郵政解散)でいわゆる「郵政民営化反対派」になり、自民党の公認がもらえず、出馬を断念したという人物。派閥は橋本派に属していたと言うことで、大体のスタンスが分かってくると思う。
 それにしても、連合長野は村井の推薦をするようだが、連合長野は何考えているのだろうか?
 連合は民主党の支持母体。つまり国政選挙では民主党の政策理念に賛成をしているわけだ。田中康夫はかつて民主党の「ネクスト・キャビネット」に名を連ねていたこともある。ところが村井はずーっと自民党の国会議員であって、今まで連合の「対立陣営」側だったハズだ。
 当事者たちは否定するだろうが、管理人からすれば彼らはどうも政策に対する支持をしているようには思えない。もっといえば長野県内での「政争」というか「権力争い」って感じ。そこまで言ったら怒られるかな、でもホントのところだろうが。いわゆる「敵の、そのまた敵は、味方」といった低レベルの争いだろう。連合長野もどうしようもないね。滅べばいい、とは言わないけれどしがらみで雁字搦めになっている印象は拭えないな。