あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

東征記④岩国・錦帯橋篇


 唐津伊万里を観光した翌日は福岡市内を散策。
 昼に福岡名物の水炊きを食べたけれど、あれってどーなんでしょ。関東のヒトが想像するようなタイプの水炊きではありませんね。まず、水炊きのスープが豚骨ならぬ鶏骨スープ。豚骨スープ同様の骨を煮込んだ匂いです。とんこつラーメンは好きでも、あのとんこつを煮込んでいる匂いがダメ、というヒトは断念するかも。
 空腹の絶頂なら良いんだろうけれどなぁ…。あまりお腹が減っていなかったが為に、食があまり進まなかったです。残念。
 その後、博多→下関→広島と18きっぷを使って移動。下関から「山陽本線」になるんですけど、途中までは電車は平野部を通っているため、あまり景色を楽しめません。
 19時頃広島着。


 翌日はちょっと逆戻りになりながらも岩国へ。実は3回目なんですけどね、岩国。一人では初めてってコトで。
 岩国は日本三名橋の一つ、錦帯橋があります。ちなみに残りの二つは日本橋と長崎にある眼鏡橋だそうですよ。このなかでは錦帯橋が一番立派では?日本橋は行ったことある人は分かりますが、頭上を首都高が覆っていて、某都知事ではありませんが景観が台無しです。(この認識は管理人と某都知事では共通だったり…。)

 早速、橋を渡るのでも良いのですがちょっと橋のたもとに降りて、錦帯橋と山にそびえる岩国城を見渡すのがgoodです。とても良い景色。山の頂にちょこっと見えるのが岩国城です。

 橋を渡ると、かつての武家屋敷の名残が残っていて、また風情がありますね。とはいってもすぐに終わってしまうのですけど…。この辺りの武家屋敷には中が見られるところがあって、岩国市の観光ボランティアの方が説明してくれます。管理人もそこでボランティアガイドのおばさんとこの辺りのことや世間話。広島の平和記念資料館に是非なんて言われて、僕も4回行っているという話で盛り上がる。やっぱりこのあたりのヒトのなかでヒロシマの持つ意味は大きいなぁ…と実感。

 岩国城へはロープウェーがあってそれですぐに山頂近くまで連れて行ってくれます。登山しても良かったけれど、今回の旅行は長丁場だったのでロープウェーを利用。岩国城は毛利氏の息子の一人、吉川氏の城だそうです。一国一城令につき実際に城があったのはわずか7年ばかりだったようですが、戦後再建してしまったようです(笑)。
 しかも、この岩国城、麓からよく見えるように本来天守閣のあったところに再建せず、わざわざ位置をズラして再建してます。観光のためとはいえ、逞しいな。 

 ロープウェーを使い、再び麓へ。
 ちょっと歩いたところに、佐々木小次郎の像がありました。なんでもここにある柳で秘剣ツバメ返しの特訓をしたとかしないとか…。真相は本人に聞いてみないと分かりませんが、イメージ通りな優男な感じの小次郎像でした。

 岩国から錦帯橋の往復はバスです。1時間に1本の割合でこのバスが出ています。時間さえ気にしなければいくらでもバスは出ているんですけど、運良く帰りはこのバスで駅まで行けました。
 えー、ちなみにトップの画像は夜に食べた広島風お好み焼きです。
 関東のお好み焼きと違って、クレープのように粉の生地を伸ばしたらその上にたっぷりのキャベツともやしを蒸し焼きにして、別に焼いた(味付けしない)焼きそばor焼きうどんを重ね、さらにそこへ生地をかけ、たっぷりソースをかけます。だから、といっては何ですが結構なボリューム。油の多い店(体に悪そう)だったら一枚でお腹が一杯です。
 都内で良いから美味しい広島風お好み焼きの店ないのかなぁ…。