あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

天然と天然系


 TBSのさんまのからくりTVの話。
 この番組がどうもやらせ臭いというのは置いといて(というか「学校へ行こう」とかもそうだけどやらせ臭い番組多くないか?TBS?)、からくりに出てくるタレントの話。
 この番組、結構レギュラー陣が固定していてそれが番組独特の雰囲気を作っているのだけれど、この番組の芸能人、天然が多くないか?
 中村玉緒を筆頭に、長嶋一茂西村知美浅田美代子と天然キャラが多数出演している。笑いを「作ろう」ではなく、彼女(彼)らに好き放題して貰って、それで笑いをとろうという極めて安易かつ手軽な番組作りである。
 今日はそこへ若槻千夏小倉優子が出ていたが、若槻千夏はバカだとしても(関西圏のニュアンスで言うアホの系統。坂田俊夫同様、芸として完成すれば大したモノだ)小倉優子は天然ではなくて、天然「系」だと思う。(←勝手に管理人が考えてるだけ)
 この天然と天然「系」との差は分かり難そうだけど案外ハッキリとしていて、後者はいわゆる「作っているキャラ」である。
 で、この天然と天然「系」が共演した場合に、天然キャラの素であるという底力に対してどうしても天然「系」は人工的であるがゆえに押されてしまうし、管理人などはその作為さに不快感を抱いてしまう。
 でもなぁ…天然「系」っていつまでタレント生命続くんだろう。天然がウケるのは、本職となるべきものがあって、そことのギャップに面白さを感じているのだろう。例えば、演技をする浅田美代子とかテニスプレーヤーとしての松岡修造とか。この人たちのいわば「本職」があるだけに、本職が通用するうちは(本職で影響を持っているうちは)バラエティとしても使いどころがあるのだろう。
 翻って、天然「系」を考えると、本職と呼べるものが存在しない以上、バラエティのみが生命線である。まだ今の段階では、弁当にときどき入っているワサビ漬けのようにバラエティのアクセントになるから良いけれど、今後、こうした天然「系」が増えるようだと座席の数は決まっているだけに厳しいものがあるかもしれない。(ちょうどデブ系とかオカマ系も割合が決まっているように)
 そうなるとさとう珠緒はどーなるのかな。このまま擦り切れていくのか、土俵際で踏ん張るのか、そんなどーでもいいところが気になったり。