あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

また買ってしまった。

 のだめカンタービレ16巻が発売していたので、学校の帰りがけに本屋によって買う。
 ただ、相変わらず他の本を物色していたら、新書業界に参入してきた朝日による「朝日新書」が平積みされていた。っていうか、もう新書業界も飽和ですよ。

のだめカンタービレ(16) (KC KISS)

のだめカンタービレ(16) (KC KISS)


 で、ダメだなぁ…と思いながら姜尚中の『愛国の作法』を買ってしまった。あと、先生に勧められた光文社新書の『日本とフランス 二つの民主主義』(薬師院仁志)も合わせて買う。後者の方は帰りの車中で半分ほど読めた。
 まぁ、確かに面白くはある。ただし、著者は社会学者なのでどうもイデオロギーとしての自由主義・民主主義・保守主義の理解に誤解があるなぁ…という印象を受けた。もっともこれは政治思想を院でのを専攻にしている管理人だから気になった、ともいえるのだけれど。いや、でも、おかしいんだよなぁ…。気のせいではないはず。
 あと、日本政治史の文脈を無視しすぎ。一方的に日本の左翼を批判していても、それは有効ではない。
 あ、この本、宮崎哲弥が評価してましたね。うーん。管理人としてはそこまですごい本じゃないなぁ…といった印象。確かにフランス政治(民主主義)についてあんまり採り上げたものは少ないから、その努力は買いだと思う。ただし、フランス政治を考えるならも「普遍主義」とか「エタティズム」といったキーワードは入れたら?と思ったりした。
 いずれにせよ、再度じっくり読んでみることにしましょう。

愛国の作法 (朝日新書)

愛国の作法 (朝日新書)

日本とフランス 二つの民主主義 (光文社新書)

日本とフランス 二つの民主主義 (光文社新書)


 のだめといえば、フジでドラマ始まりましたねぇ。
 もう、今回はBGMにクラシックのオンパレード。管理人はなんの曲か分かりました。(タイトルとか思い出せないのもいくつかあったんですが…)。
 もっとも、コケるだろう、と思っていたらなんてこと無い。初回は気合い入っているなぁ…。ティンパニの真澄ちゃん役で出ている小出恵介を素直に見直した。いままで、ちょっとスカしていて、こいつ俳優としてダメなんじゃないの?と勝手に思ったりしていたが、良い意味で吹っ切れていてよかった。
 その他キャストではヅラをかぶった西村雅彦が、割合原作のイメージに近くて驚いたかなぁ…。一番まずかったのは理事長かな。ま、ドラマだから仕方ないね。別物と思ってみればいい。(矛盾しているけど)
 前にも書いたけれど、あのドラマがコケるかウケるかはやっぱり演奏スタイルにあると思う。今回も、ホントに弾いているところ(歌っているところ)と演技しているところが残念ながらハッキリ分かった。でも、上野樹里は頑張ってピアノの練習していたんだね。しっかりと自分で弾いてるところもあったでしょ、あのうごきは。


 大量に流れていた曲の中で、めぼしいもの。
オープニングのベートーヴェン交響曲第7番の第1楽章

ベートーヴェン:交響曲全集 第1番-第9番/序曲集《エグモント》序曲 他

ベートーヴェン:交響曲全集 第1番-第9番/序曲集《エグモント》序曲 他

ベートーヴェン:交響曲第7番

ベートーヴェン:交響曲第7番

初めてきくならバーンスタインクライバーかなぁ。もちろん、全集しか画像が無かったけど、ばら売りもあります。


ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」、第14番「月光」、第21番「ワルトシュタイン」、第23番「熱情」

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」、第14番「月光」、第21番「ワルトシュタイン」、第23番「熱情」

バックハウス/ベートーヴェン:四大ピアノ・ソナタ集

バックハウス/ベートーヴェン:四大ピアノ・ソナタ集

ケンプかバックハウス。アラウでも良いんだけど。


モーツァルトの二台のためのピアノ・ソナタ

モーツァルト:2台と四手のためのピアノ作品集

モーツァルト:2台と四手のためのピアノ作品集

やっぱりアルゲリッチでしょうかねぇ。


エンディングはもちろん、ガーシュウィンラプソディ・イン・ブルー

ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー

ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー

いろいろあるけどプレヴィンかなぁ。