あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

8月15日と12月8日

 ってことで、うっかりしちゃうと忘れちゃいますが、実のところ今日は太平洋戦争の開戦日でした。
 ただ、それ以前から日中戦争は始まっていたわけですし、東南アジア諸国への戦闘も始まっていたから、12月8日に注意しすぎると、他がぼやけてしまいそうなので、あまりフォーカスを当てるのもどうかな、とは思うのですが…。

 ただし、当時の状況〜終戦の過程を経て、あたかも、そのコインの裏表の関係のように戦後の民主主義体制ならびに日本国憲法は成立したわけで、今の問題を考えるときに、当時を振り返ることは重要だろうと。
 つまり、「戦後レジームからの脱却」と現政権では目標を掲げて(←所信表明演説)いるけれど、では何故「戦後レジーム」が出来たのかと言えば、それは日本人だけで310万人もの犠牲を出したアジア・太平洋戦争の反省があったからでしょう。
 昨今の教育基本法改正問題(来週にも改正案が成立するという)や、憲法改正問題は先の大戦への痛切な反省を土台にした上で議論しなければならないのに、そうした視点をまるで欠いたまま、浮ついた議論を展開しているような気がします。

 なんで議論が深まらないのかなぁ…。