忙しいので、前に書いたままお蔵入りしたエントリを掲載。
ホントはのだめ感想とか書きたいんですが…。

- 作者: 久保帯人
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/12/04
- メディア: ペーパーバック
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shakeはあの「シェーク」です。バーなんか行くとバーテンがシャカシャカ、シェイカーを振って下さいますね。つまりあの「振る」っていう動作がshakeなわけで、throneって玉座って意味。つまり動詞shakeが現在分詞になってthroneにかかると(笑い)。だから名詞句なのでアタマにnoがついちゃうわけですよね。「揺らぎない玉座」くらいに訳せるかなぁ…。もうちょっと意訳できないかな、なんて思ったり。
今回の巻頭のポエムもなんだか良く分かりません。
我々は皆
生まれながらにして死んでいる
って、北斗神拳みたいだな。「お前はもう死んでいる」ってヤツね。そーいや、空想科学読本に北斗神拳を科学的に分析してたな。
話は戻って、よーするに例の巻頭のポエムは良く分からなかった。きっと分かるにはもっと感性を磨かなくてはいけないんだろうね。千里の道も一歩から。
表紙は向こうの世界では「白一護」といわれている、「虚」化した一護。同人の方々は「白崎さん」とか呼ばれているらしい。へぇ〜。
話は最後の方でようやく方向性が見えてきた、と言う気がしないでもない。それまでにながーい「修行」っていう道程が待っているのでしょう。
ほんとにどーしたいんだろうなぁ…久保。話は終わるんでしょうか?ま、管理人が気にしてもしょうがないんだけどさ。
特に、一護が「虚」化した一護自身と闘うシーンがあるわけですが、結局どーなったの?なんて思ったり。その「虚」化した自分に対して自分は自分であると言うことを証明したかったからこそ「no shaking throne」なんだろうね。
でも、「戦いが性(さが)です」みたいなコトいってたけど、それだと、ある意味で永久運動みたいでゴールはないな、と。永久運動っていうとなんか聞こえが良いけど、要は常に敵を求めてしまうわけで、救いがない。
最後の方で、また日番谷が登場。きっと25巻を待ち望んでいた同人の方々はさぞお喜びだろうな、なんて思ったりした。
ちょっと話が膨らみすぎて見通しが悪くなっている感じ。そのへんをどーするか。消化不良にならなきゃ良いんだけどね。