あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

こうとうしもん

論文を書くと「口頭試問」というものがある。

知らないヒトのために若干説明すると、卒業論文修士論文を書くと「書けばそれでオシマイ」とはならなくて、数名の先生がその論文を読んで、後日、その論文についてのようやく及び、自身の総括、そして質疑応答を行うわけだ。


今回、この口頭試問があったわけです。

大体、自分の指導の先生(=主査)と専攻領域を異にする先生数名(=副査)の複数体制になります。


まー、いろいろ言われました。
自分でも論文書きながら「ここ、微妙だなぁー」って思っていたところは容赦なく突っ込まれる。

さすが、百戦錬磨(苦笑)。

今回指摘された点は、

修士論文としての体裁の問題。

注や記号の付け方、参考文献の挙げ方など。
こーいうのって「形式」があるのは知ってるんだけど、「定番マニュアル」みたいなのが無いから、結構厄介。ヒトによって違うし。

・構成の問題

章と章の関係性が弱い、ということ。全体的にテーマをいくつか並べるだけになっている。

・内容の問題

これは、管理人が一番痛感しているところ。
やっていて「この辺研究が足りてねぇなぁー」ってところは案の定、みんな足りてないと思っている(苦笑)
だけど、案外、修士論文って書く時間足りなくて、研究が未完成なまま書き始めることになる。個人的にはもう一年あると良かったんだけど、きっと誰もがそう思うはず。


そのあとで、研究室呼び出し→博士課程入試について、お話。

正直な話、試験は厳しいですよ。ということだった。
内部生だから多少ハードルが下がるとか全くない、とか、他の先生方も納得するような成績を取らないと、入学は認められないとか、そんな話。

それでもって、どんなに優秀でも、フリーターみたいな状態が続いているのが、今の博士課程を取り巻く現状だ、と言うことも話があった。


管理人が「感じた」結論は、入るのも厳しいし、入った後も厳しいよ、みたいな。
まぁ、どちらも覚悟しているけどねぇ。

試験の結果次第ですね。点数低けりゃ、落ちるし、高けりゃ、受かるし。当たり前だが。
自分の能力が低いことは自覚してるけど、ぼやいていても仕方がないから、やれるだけのことはやりませう。

大阪府知事と、マックの残業代はまた今度。