あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

羅麺屋 匠

 もともと浦和駅の高架下にあった店なのだけれど、駅の高架化工事のために春日部に移転してしまって、寂しい思いをしていたのだけれど、再び、浦和に戻ってきた。
 この店、なかなか食わせるラーメンを出すので、定期的に食べに行っていただけに、復活はなによりの朗報。

 再移転した場所は浦和ロイヤルパインズホテルのそば。ロイヤルパインズから市役所の方向へ行く通り沿いにあります。


 さて、味の方だけれど、管理人の記憶違いでなければ、かつて食べた美味さがそのまま維持されていて安心した(管理人が食べたのは匠ラーメン)。豚骨ベースに、ふんだんに使われた鰹のダシがここのラーメンの特徴である。だから、ラーメンが運ばれてきたときにまず感じるのが豊かな鰹をはじめとする魚のダシの薫りである。
 スープをすすると、やはり一番最初に鰹の風味が感じられるが、そのあとすぐに豚骨のしっかりとした旨味がやってきて、奥深い味に仕上がっている。もっとも、豚骨+魚介というのはここしばらくの流行みたいなモンだから、今となっては珍しくはないのかもしれないけれど、それでもこのラーメンの価値を些かでも減じさせるモノではない。

 案外盲点になっているが、ここのチャーシューはなかなか美味い。柔らかく、それでいて適度に脂がのっていて麺との相性が良い。麺も中くらいのストレート麺で、一緒に食べた友人はチャンポンの麺みたいだと話していたが、まさに言い得て妙である。確かにこの系統のスープには中くらいのストレート麺だとスープの力強さに負けることなく、ラーメンを食べる楽しみを与えてくれる。

 問題は立地な様な気がする。案外、あのあたり、人通りが少ないので果たしてこのままいけるか…やや心配。けれど、味は確かなので、オススメ。