あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 第220回定期演奏会

2008/06/27(金) 東京オペラシティ・コンサートホール

〜自国民に愛された作曲家の名品を聴く
エルガー / ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 作品61
ニールセン / 交響曲 第4番 作品29 「不滅」

指揮 飯守泰次郎
ヴァイオリン 千々岩英一

 久しぶりのシティ・フィル。久しぶりの飯守泰次郎指揮の演奏会。
今回はニールセンのリベンジである。というのも、以前、都響・スウェンセンの演奏でとてもガッカリしたので、ちゃんとした(!?)ニールセンを聴こうと思って、週末、初台まで頑張ってみたわけです。
 まずはエルガーエルガーの曲って、今ひとつ自分の中で消化できてない。エニグマとか威風堂々とかは分かりやすいんだけれど、どうも、ヴァイオリン協奏曲は今ひとつ。(というか交響曲は更に今ふたつ、っていうのか?)。チェロ協奏曲は大丈夫なんだけど。
 ヴァイオリン・ソナタはなかなか良いんだけど、ここで曲が終わるのかな、と思っても、まだもう一山ある感じ。最終コーナー回って、最後の直線が予想以上に長かった、ッ手感じかなぁ。
 そんな苦手意識を持っているからかどーか分からないけど、今回も、曲に入れ込めなかった。果たしていつになったらエルガーが消化できるのか心配。けど、なかなか生演奏を聴く機会が少ない曲なので良かったかなとは思う。

 そして、後半のニールセンは曲の内面にある力強さ、つまり絶望と、人々の不滅の意志や生命の力強さとの闘いが表現されている。そんなアプローチであった。飯守のスタイルとして、ダイナミクスを大きく取るのだけれど、そのアプローチはこうした曲には非常に合致していて、思う存分にニールセンを聴く楽しみを味わえる。
 ボウイングやアイザッツなどを徹底するようなタイプではないから、ところどころ聴いていてオケが荒いところがあるのだけれど、やはりこの曲はそうした細かな技術的なことよりも、もっと大きな全体からの、曲の盛り上がりを重視したほうが面白くて良い。
 まさか飯守によるニールセンが聴けるとは思わなかったから、それも貴重で良かった。


 ちなみに7月は同じく飯守によるブラームスの1番。こっちはもっと楽しみだったり。