あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

明日より。

 今日は連続7年目になる夏のハイキン「グゥ〜」。
 すでにエドは女子高生の間では古いそうな。なんだよ、流行って。ケッ。(苦笑)

 ちゃんと登り切れるんだけど、今年は膝がしんどいなぁ…とはじめて感じた。片道35分のチャリ通だけじゃ運動不足なんだね。ちょっと対策を考えなくては…。


 福田「改造」内閣発足である。
 前任者が余りに酷すぎる総理大臣だったから、福田になって「まだ」マシに見える(世論一般は安倍への支持が高かったのがオカシイ。祖父さん同様、民主主義というものを最後まで理解できなかった総理大臣だと思う)。それで、次の麻生に比べても福田の方がマシに見えるので、評価が甘いところがあるのだけれど、以下ちょっとした雑感。
 閣僚を見ると手堅い布陣ではあるが、いかんせん、総理大臣にプレゼン能力が不足しているので、何がしたいのかサッパリ分からない(注意深く、情報を読み込んでいけば分かるんだけどね)。その点、余計なことしかしなかったものの、前任者はプレゼン能力だけはあったから、「美しい国」なる空疎なる語を用いてやらなくても良いことを一生懸命やることが出来たのだと思う。
 そんな対比もあるから、国民の間にもシラケムードが高くなるのだろう。しかし、「一内閣一仕事」を考えれば、福田内閣は消費者行政の確立に全力を傾ければ良いのではないか。取りも直さず、野田聖子が就任したし。郵政選挙以降、冷や飯を食っていただけに、野田も奮闘するに違いない。
 ちなみに、少子化対策担当相に中山恭子だという。おそらく少子化対策は一向に進まないだろう。少子化問題は将来100%やってくる危機だけど、「将来」過ぎて、結局、拉致問題オンリーになるのだろうな。
 

 ドラマ版『恋空』見てみた。
 設定そのものを批判したり、云々ってあるけれど、それよりも何よりも、セリフ表現が余りにも拙さ過ぎないか?
 作品のプロットとしては、セカチューや、韓流ドラマと「ある意味で」同一線上にあると思う。
 だから、その世界観にある種の共鳴が出来るとしてもそれは理解できるんだけど、いかんせん、小中学生の作文じゃないんだし…なんて思ってしまったりもする。普段小説の類を読まない層にウケているというのは、その意味から言って分からなくはない。


 赤塚不二夫が他界した。
 すごいよな。「天才バカボン」、「もーれつア太郎」、「おそ松くん」、「ひみつのアッコちゃん」ですか。一時代を築いた、といっても決して言い過ぎじゃないよね。
 もーれつア太郎は1967-70年の作品らしい。まさに、日本は高度経済成長のまっただ中で、企業戦士となったサラリーマンはそれこそ「モーレツ」に働いたわけだ。そして70年代のCMのキャッチコピーに「モーレツからビューティフルへ」という言葉が出てくる。
 下町を舞台としながら、ぐーたらな父親(←幽霊になって生活している)とマジメに働くア太郎と、その舎弟(?)のデコッ八の人情話とでも言えようか。まさに、「モーレツ」が美徳であったその時代を象徴するような、ギャグマンガだと言える。(自分がアニメを見ていた記憶がかなり曖昧なんだけど…)


 トキワ荘のマンガ家の中で手塚治虫藤子不二雄(Fの方)、石ノ森章太郎に続いて、ついに赤塚までかぁ…と思うと、いつか来ることだとは思っていても、やはり寂しさがあるものである。

ご冥福をお祈りする。


明日から長崎行ってきます。
ではでは。