あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

セイロン

 あー、今のスリランカのことではありません。でも、いまだに紅茶の世界だとスリランカって言わないでセイロン・ティーっていうよね。

自民、民主の代表質問批判=共産(時事ドットコム)

 共産党穀田恵二国対委員長は1日午後、自民、民主両党の代表質問について、国会内で記者団に「国民が暮らしでこれだけ困っているときに、国民の目線で地に足を付けた解決策を議論するのが本来の国政の論争のあり方だ。双方ともそういうことがなかった」と批判した。 
 また、社民党福島瑞穂党首は記者会見で、民主党批判を繰り返した細田博之自民党幹事長の質問について「与野党が逆転したようで非常に奇異。自民党は責任政党として政策をきちっと提示できないと強く感じた」と述べた。国民新党亀井久興幹事長は細田氏の質問について「選挙を意識したやり方だ」と不快感を示した。(了)

 至極正論だと思う。
 所信表明演説は総理大臣が国会において、自らの内閣で実行に移す政策課題将来の国家像と共に国民の代表者である議員を前にして述べる演説。
 だとすると、29日に麻生がおこなった所信表明演説はそうした国民の代表者である議員、ひいては国民に向けられたメッセージではなく、単なる民主党への先制攻撃に過ぎない。そして、今日の小沢の代表質問もそうした内閣の方針への質問ではなく、売り言葉に買い言葉で、民主党のビジョンを演説している。

 議会政治が築き上げてきたルールを無視して、そうした論争に明け暮れると、議会制民主主義の自壊につながりはしないかという根本的な疑問が残る。

 首相からも「普通閣僚であればしない」発言とまで言われた、アタマのおかしい元・国土交通大臣へのインタビューを無批判に垂れ流しているメディアとか、今回の麻生、小沢の演説に疑問を持たせないような報道は良くない。