あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

とりあえずは知っている。

国民年金は、真面目に納めている(最低25年間)と、歳をとってから毎月6万6千円もらえる。
一方、年金を納めないと、歳をとってから年金はもらえない。他に収入がなければ、生活保護を受けることになる。
その生活保護は、毎月8万8千円もらえる。
それじゃ、年金納めない方が得じゃん!」

とエントリがあったので、ブクマに
「新聞掲載に何か意図はあるんだろうか。社会保障はリスクの共有であり損得じゃない(←高校公民レベル)ことを日経は教えてやればいいのに/受給には自家用車や分不相応な不動産の処分が必要とか分かってるのだろうか?」
とコメント付けといたら、ご丁寧に
「若い人は知らないんだろうが、90年代までは「得だから年金払え」って言ってたのよw世代間の助け合いとほざきだしたのは結構最近」
というコメントを頂いた。

 ええ。ご注進ありがとうございます。

 しかし、職業柄、その辺りのことは存じ上げておりますので…。大学院での研究もこのあたりはリンクしていましたし。その上でのコメントでしたのであります。無理とはいえ、そのあたりを斟酌してくださると大変有り難いです。

 そうした日本の年金議論における過去の経緯を踏まえた上で、そもそも年金制度の成立自体が、世界の社会保障誕生の歴史的観点から見て、「リスクの共有」という決定的な要素があった、ということを申し上げているのであります。(もちろん、そこには近代人権思想の展開ならびに労働者による社会的自己の確認という要素があるのだけれど)

 そうした「なぜ年金に加入するのか」という思想的・歴史的背景抜きに(実際あったこととはいえ)「損得」だけで年金を語ってしまった―国民に年金に対する深い理解をさせなかった―ことこそが、今日の年金制度に対する不信感を与えてしまったと考えることが出来ると個人的には認識している。ということですね。

 もっとも100字という制限のあるブクマじゃしょうがないことだと思うけど、取り敢えず。

とりあえず、このあたりを読んで管理人は社会保障のイメージをしてます。国内政治関係は除く、ね。それでも、『健保国会波高し』は読んでみたいなぁ。

福祉政治―日本の生活保障とデモクラシー (有斐閣Insight)

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はじめての社会保障 第6版―福祉を学ぶ人へ (有斐閣アルマ)

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社会福祉の原理と思想 (社会福祉基礎シリーズ)

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社会福祉の歴史―政策と運動の展開 (有斐閣選書)

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Runaway World

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The Consequences of Modernity

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