初めての体験。
今日の選挙で「出口調査」されてみた。投票所を出たところで、○売新聞の関係者に声を掛けられた。(部外者なので、敷地には立てず、出たところで待ち伏せてた。いや、待ち伏せって表現悪いけど、そんな感じ)
「すいません、読○新聞の出口調査なんですけれど、アンケートに協力していただけませんか?」とのこと。一度やってみたかったので、二つ返事でOKしてみる(←ミーハー)。訊かれた項目は、ペーパー1枚で…以下のとーり。
- 年齢
- 今回の市長選の候補者6人の名前があって、それに丸を付ける。
- 前回市長選の時に、投票した候補者(3人)に名前を付ける。
- 普段の支持政党に丸を付ける(特になし、もあるんだけど)
これだけ。
年齢の項目が、20-24までと、25-30までに分かれていて、ショックを受けた(苦笑)。あー、オレ、もうこっち側(20代前半)じゃないんだな、と、改めて実感。
政治学的な話をすると、「地方自治は民主主義の学校」とブライスが語ったように、ゴミ出しや道路整備、病院や学校の運営、公園の整備…といった、生活に身近な地方自治(市長選挙や市議会議員選挙)に参加することは、自分たちの民主主義を成熟させるための第一歩である。
そこで無関心になっちゃうと、人気取りみたいなタレントが出てきて、どこぞの知事みたいに乱暴な議論をやりかねず、結局、自分たちが泣きをみることになる。
我が家も、30年以上前から計画されていた道路建設がここ数年で急ピッチで始まって、近所の人々は引っ越しを余儀なくされている。しかも、500メートル先に、まったく同じような道路をもう一本作っている。
けどさ、少子高齢化から、自動車の需要はあと数年でピークを迎え、これから徐々に減っていく、っていう国土交通省の需要予測があるんだぜ?
保育所が少なかったり、小中学校では雨漏りしている校舎があったり…とやることほかにもあるだろうに、果たして道路建設の優先順位は高いのだろうか?(もちろん、公共事業が悪ではない。駅の改修工事&バリアフリー化はどんどん進めた方が良い)
地方自治レベルでもう少し、希望の持てる「変化」を住民が実感しないと、政治に対して自覚的な意識を持てないんだろうなぁ…。だけど、その為に政治学は一体何が出来るんだろうか、なんて思ったりした。