ジャンプSQ.7月号
ジャンプ SQ. (スクエア) 2009年 07月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/06/04
- メディア: 雑誌
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本を読みながら勉強しながら仕事をしながら…なんで一日24時間なんだ!!
なんて思う今日この頃(笑い)。
先日がグランマのバースデーだったので、お祝いがてら弟と3人で地元駅近くにある「銀座アスター」へ。
久しぶりのアスター。夜行くと、結構良い値しちゃうからあまり行かないんだよね、あそこ。
だけど、今回はランチだったのでわりかし安く食べられた。一人2000円ちょいくらいだから、そうでもないでしょ?
今回は1回の個室…まではいかないものの、仕切られたテーブル席へ案内してくれて、ランチの忙しいときにも関わらず、取り皿は料理に応じて人数分、食前食後におしぼりとウーロン茶のポットを替えてくれた。
食べ終わった食器の下げも適当な頃合いにやってくれたし、サービス的には満足行くモノ。ちょっとしたお祝いじゃないけど、普段と違ったときにご飯を食べるのにはいいかも、思い直した。
さて、7月号のジャンプSQ.。
今月号のの拍子は前々回に連載が始まった「青の祓魔師」である。ジャンプっぽいというより、マガジン系な感じもするんだけどなぁ。しかし、3 話続いて読んだけれど、プロットも作品全体を貫く大きな流れと、毎回ごとの話とが、なかなか良くバランスがとれていていると思う。面白い。
連載が久しく再開した「まつりスペシャル」は結構、急展開を見せる。
え、もう正体ばれたの?みたいな状態だ。だけど、ここはあの「花より男子」の神尾葉子。主人公を引っ張り合うその掛け合いこそが彼女の本領だろうとも思う。
なんせ、マーガレットは月2発行(ってことは隔週ってコトか?)だから、そのへんは場数を踏んでいるので心配してない。週刊みたいに話を読者を翌週に引っ張ることが出来ない月刊誌(隔週誌)で鍛えた漫画家だけに、毎回毎回まとまった話を展開する「飽きのこなさ」をこれからどう維持していくか。そのあたり、ベテランの技やいかに?
フィギュアスケートの「アイレボ」はジャンプっぽさ全開になりつつある。このまま熱血スポ根系に行くのか?的な展開。それでもヨシ。ただ、今回オマケの解説ページがなかったのが残念。もっとフィギュアの雑学的な知識を仕入れたいなー、なんて思うのにさ。
「幻覚ピカソ」はSQ.っぽくて良い。対象年齢高めな感じ。今回は作者のインタビューもあって、意外と歳食ってることに驚いた。
「紅」とか「ウルティモア」とか「屍鬼」とかは相変わらず読めたし。読み切りについては、なかなか突飛ながらも面白く読めた。
ところで、今回で「葛本さんちの4兄弟」が終了。っていうか打ち切り。
話を広げるだけ拡げて、人気無くて終わった感じ。設定自体は悪くなかったけれど、毎回の話がどうしたいのかハッキリしないマンガだったと思う。
きっと作者は『創竜伝』が好きなんだな。逆に管理人は田中芳樹の長編の中で創竜伝は一番、田中芳樹の持ち味が損なわれているような気がするが…。やっぱ同時代はきついと思う。
田中芳樹だと「タイタニア」がNHKでやってるけど、まだ3巻までしか出てないでもう10年以上経っている。どーするよ?とも思うんだけど、多分、銀英伝を書ききったあたりちょい過ぎくらいで、作家としての盛りを過ぎたんだと思う。
ペースが遅くなったのはサボって居るんじゃなくて、昔ほどの勢いではもう書けないんだろうなぁ、悲しいけど。でも、続編書くゾ宣言をしているから、期待半分で待つとしましょう。
あ、なんかジャンプSQ.の感想じゃなくなっているような(笑)。