あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

報道番組ではなくて、単なるワイドショー。

 「マスゴミだ!!」と意気込みそうになるが、別に「NHKスペシャル」が偏向している!!とか言ってる(そしてわざわざ提訴という労までとっていらっしゃる)お目出度い方達とおなじではなく…。

こんなくだらない話をニュース番組の先頭に持っていくテレビ局の脳味噌を本気で疑った。

 自民の総選挙出馬要請に、東国原知事「総裁候補なら」(朝日新聞

 自民党古賀誠選挙対策委員長は23日、宮崎県庁で東国原英夫県知事と約20分間会談し、次の総選挙に自民党から出馬するよう正式要請した。知事側は自民党総裁候補とすることなどを出馬の条件に挙げたが、結論は出なかった。

 東国原氏は総選挙で「次期総裁候補」として当選した後、総裁に選ぶように求めたと見られる。

 これを日テレやフジの18時からのニュースでは一番最初に採り上げていた。本当にデスクのアタマは大丈夫か?
こんなニュースしかないなんて、今日も平和ですね、で済ませるような話ではないと思うんだが…。
 昨日の「沖縄慰霊の日」さえ、ろくすっぽ報道しなかったくせに。
 もう、ニュース番組であると自称するのは止めて、「芸能バラエティーです」と言えばいい。

 ただし、そうした「娯楽としての報道」を求めているのが、他でもない国民だと言うことを同じく忘れてはいけないんだろうな。
 そんなことを考えていたら、日曜に見ていたこの番組を思い出していろいろ考えてしまう。
戦争煽動を認めたメディア王ルパート・マードック
 この番組の最後の方で紹介されていた「アウトフォックスト」のラストの部分は、こうしたFOX TVに対して快く思っていないアメリカ国民一人ひとりが立ち上がる他はないよ、みたいな結論だった。

 最終的には大衆のボトムアップしかないのかなぁ…と思いつつ、一大衆として、同じようなことをしてみたりする。じゃないと、マスメディア側の安易なセンセーショナリズムを諫めないと、やがては国民の政治へのニヒリズムを生むだろうから…。
 そうなった場合、なんらかの「決断主義」が起こらないとも限らないしね…。

政治的なものの概念

政治的なものの概念