あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

あなたの選ぶ政策を適えるのはどこの党?

 実質的に選挙に向けた取り組みが各党やメディアで進んでいるが、先陣を切ったのが読売新聞。2009年総選挙版の「日本版ボートマッチ」が出来るようになった。
 ちなみにパソコンからしか使えないのが難点だけどね。
 ボートマッチは有権者と政党の考え方の一致度を測定することができるネットサービスだと思えばいいだろう。

読売新聞 日本版ボートマッチ 2009(アクセスが多いと繋がりにくいのが難点)
http://vote.yomiuri.co.jp/

 上のリンクからとべば分かるけど、25問の質問に「賛成」「中立」「反対」「わからない」を選ぶと、自分の考えはどの政党の政策に近いか?測定してくれる。個人的に見て、わりあい良くできていると思う。
 選挙に投票する際に参考にされると良い。もうすぐ毎日新聞版も出来るというから比べてみると面白いかも。

 この手の話に関連すると、政治的対立軸をどこに定めるか、という問題があると思う。
 政治的に自由を求めるのかor規制を求めるのか。
 経済的に自由を求めるのかor規制を求めるのか。
 最近はこの二つの尺度だけでなく、文化的な尺度も加えて考えたりする。
 時代によっては安全保障政策とかも対立軸たり得るんだけど、東西冷戦の崩壊と55年体制の崩壊(必然的にパラレルの関係なのだが)によって、90年代以降はずいぶんと様変わりしてきた。それでも左右の違いというのは相対的なモノである以上存在するわけで、そのあたりを自分自身がどのように認識し、また、それぞれの政党がどのような位置にあるかというのを把握するのは重要だと思う。

経済倫理=あなたは、なに主義? (講談社選書メチエ)

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右と左―政治的区別の理由と意味

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