あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

知ってトクする職場の法律―リーガル3分間ゼミ

 日経新聞から出ている単行本。
 個々具体的な労働でのトラブルや疑問に対するQ&Aをいくつも集めた本だと言える。いわゆる実用・ビジネス書でよく見かけるタイプの本だと思えばいい。

 会社からの命令はどこまでが正当(つまり業務の範囲?)、雇用(代休やら有給休暇やらのハナシ)や賃金(残業代や休日手当ってどうなってるの?)というお決まりの項目もならぶ。

 だが、本書の特長を挙げるとすれば、そこまで至らないものの、コレってどーなの?という事例が挙げられていることだ。具体的には社内メールやブログでの愚痴は違反かどうか?、コンピュータウィルスの感染は本人が損害賠償責任を負うのかどうか?、HPや図書館資料の引用などといった、実務的なことも載っていて、ブラックではない企業に勤めているヒトには知っておいてソンはない。