BLEACH 41
半月ほど前に読んだマンガの紹介。とはいえ、読書メーターの増補版だと思ってくれればいい。
- 作者: 久保帯人
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/10/02
- メディア: コミック
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一発目はブリーチの41巻である。ちなみに表紙はヤミー。
なんだおかしいな、幽遊白書は全19巻だったぞ。その2倍かかっているのか。
41巻まで来た。実はこのマンガの魅力は、シリアスとギャグのバランスの良さにあった(特にルキアが誘拐される前あたりまで)。だが、それこそ竹取物語の冒頭よろしく「今は昔…」である。今ではそんなことは全く知らない世代によって買い支えられ、コミック売り上げの上位に押し上げられているに違いない。
管理人はというと、完全に慣性の法則である。
ジャンプの鉄則とも化しているが、41巻になっても際限のない後出しジャンケン状態が続いている。
(敵の)強さランクが1番から順番に表される、なんていう設定で、いきなりナンバー「ゼロ」が登場するのは完全に後出し状態だろう。むしろ、ウルキオラという、敵役としては魅力的なキャラクターを登場させたのだから、読者がそっちに肩入れするくらいの「カッコイイ」生き様(生きてんだか死んでんだか分かんないんだけど)を「魅せつけた」方がよかったのではないだろうか? あしたのジョーの力石みたいにさ。(いや、読んでないんだけど)
強さのハイパーインフレが続いた結果、誰がどの程度強いのか?というあたりの整合性が管理人にはサッパリ分からない。実のところ、作者も編集もよく分からなくなっているのではないか、と邪推したくなる。
「少年誌」なんだから、鬱々とした重苦しい曇り空のような描写ではなく、ある種の「清々しさ」をもっと出しても良いだろう。
オトメン(乙男) 9
- 作者: 菅野文
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2009/09/18
- メディア: コミック
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ところで、新キャラ転校生の「春日」という名前はあの芸人から来てるのか?などという余計な詮索をさっそくしてしまうあたり、管理人の嗜好性がハッキリとしてしまう。
か、どうかはさて置いて、比較的サブキャラが立っているマンガだとは思うが、新キャラばかり増えてきてストーリーに奥行きがなくなりつつあるように見受けられる。取り敢えず、あらたなフタクセくらいある異動してきた教員と、飛鳥を含めた主人公の愉快な仲間たちがこれからどう絡み、話を進めていくのか、といったところだろう。学園モノの鉄則として、「学校行事」という、いろんなイベントがあるんだからそこで話を膨らませていく、という方向で落ち着くんじゃないか?(まだ林間学校も修学旅行も行ってないし)