あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

おぺれーしょん。

 というわけで、3月初めの更新は先日「手術した」という、痛い話だ。
 な ん て 残 念 な ん だ !!
 手術といっても、大がかりなものではないんだけれどね。


 坐骨あたりの皮膚に、小指の第一関節くらいの大きさの「でき物」が出来た。まあ、出来たというか、もう、かれこれ1年くらいあったんだけど、場所が場所だけに普段は気付かず、最近になって、結構気になる大きさになっていた、というわけだ。

 で、職場からほど近いトコロにある、皮膚科&形成外科へ受診してみる。

 診断は「脂肪腫」という良性の腫瘍なのだそうな。
 名前の通り、脂肪の塊が皮膚の下に出来てしまう症状らしい。原因は未だによく分からないという。でも、話によると、ホクロの次に多い腫瘍なのだとか。
 説明によると、良性の腫瘍だから、単に、見た目の問題であって、命に別状はありません。とのこと。だから、放っておいても大丈夫。ただし、大きくなることはあっても小さくなることはないので、気になる人は切除するという。(保険適用)

 大きくなる場合だと5センチ大になるというから結構、大変なものだよね。もちろん、小さいままずっと推移すると言うこともあるそうで、だから、切っても切らなくても良い、というのはそのあたりの判断らしい。
 そうはいっても、そこまで大きいと、日常生活に支障が出そうだから、そーなる前に取ってしまえば良いんじゃないか?というのが管理人の判断。とりわけ、坐骨のあたりの皮膚に出来ているから、これ以上大きくなると、座るときに邪魔になる。


 結論から言えば、手術は、45分間で終わった。

 手順は、部分麻酔(4から5箇所くらいに注射される)をかけられて、脂肪腫をえぐり取り、縫合する作業である。麻酔をするときだけ、チクッとした痛みがあるが、腕にするか、ケツにするかの違いで、効いてきてしまえば、あとはうつ伏せになって、ひたすら脂肪の塊をとられるだけ(笑い)。

 自分のカラダにメスが入れられるというのも、部分麻酔だと、意識があるから「あー、切られてるんだなー」と思うけれど、いかんせん感覚はないから、なんだか不思議な感じだ。肉と脂肪の塊が剥がされる音が聞こえてくる。
 BGMに流れている、カーペンターズがなんだか不釣り合いなんだけど、無音にされるよりずっと和みの効果があるのには驚きだ(笑い)。

 取った後の脂肪の塊を見たけれど、たしかに、強化ゴムのように硬くなった、塊があった。
大きさはやっぱり、小指の第一関節くらいある。これが体の中に出来ると思うと、人体は不思議である。

 てなもんで、無事終了。
 4日間は感染症予防のために、抗生物質の服用と、後日、術後の経過を見るために通院するらしい。ちなみに、風呂には入れません。シャワーは浴びられるけれどね。

 そんなところで。何かの参考になれば…。
 ちなみに、保険適用で、樋口さんを払っておつりが来るくらいでした(薬代も含めて)。