あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

台湾旅行2日目@故宮博物館

 今回の台湾旅行のメインイベントとも言うべきは故宮博物館の見学だ!!博物館は市の中心部からは地下鉄の駅でちょっと離れたところ(6駅分)にあって、そこから更にバスに乗る。バスはお釣りが出ないので小銭を用意すべし。

 駅前付近の様子。


 こんな感じでファミリーマートも日本と全く同じように存在する。入店するときの音も一緒。

 北京にも故宮博物館はあって、紫禁城を転用したそこには展示物を見ると言うよりも、紫禁城の圧倒的なスケールを体感するといったイメージである。

 それを念頭に置いているのか、台湾の故宮も似た造りになっているが、いかんせんスケールは小さい。

 ただし、展示物はこっちの方が遙かに貴重である。
 というのも、中国国民党中国共産党の「国共内戦」時に、蒋介石故宮の秘宝の数々を軍艦に積んで台湾へと避難させた。(このあたり、フランスと事情が似ているような感じ)だから、北京の故宮にあるのはいわば「残り物」になってしまい、重要なモノはこっちに残っている。


 当日は祝日?(観光記念日?)だったみたいで、入場料無料で見学できた。受付でチケット買おうとしたら「Holiday! Free! Free!」と窓口のオッサンに言われた。一瞬分かんなかったが(苦笑)


 そんな外観だけれど、内部は現代的な博物館である。100元にて日本語の音声ガイドが借りられる。非常に便利だし勉強になる。

 でもって、感想はというと「圧倒的な展示」これに尽きるだろう。
 本館の展示物だけでも1日で見て回ることは不可能だ。本館4階は展望喫茶になっていて、軽食が食べられるから、そこで一休みして、再び後半戦だ(笑い)。結局、管理人もかなり端折ったけれど、5時間はいた。
 ツアーのヒトは1時間くらいで見ていたけれど・・・もったないなぁ。


 1回のワンフロアだけでもフツーの博物館1個分の分量がある。全3階だから、3つ分。単純計算で本館の展示だけでも3日だ。好きな人は、数日かけてみると良いだろう。それだけの価値のある展示だ。

 ともあれ、本当に素晴らしい。生涯のウチに是非見るべき博物館だろう。