あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

うなぎの満寿家

 浦和でうなぎ?と思うかもしれないが、「さいたま観光コンベンションビュー」によれば

 江戸時代、浦和近郊は沼地が多く、川魚が多く生息する水郷地帯で、魚釣りなどを楽しむ行楽客で賑わっていました。その行楽の人々に沼地でとれたうなぎを出したのが始まりで、味の良いことが評判になり、中山道を行き来する人たちがわざわざ足を運んだということです。
大正時代の半ばになって、開発のために地場のうなぎはいなくなってしまいましたが、うなぎの蒲焼という二百年来の伝統の味は、「浦和のうなぎを育てる会」によってしっかりと受け継がれています。

 なんだそうな。だから結構鰻屋は多い。ただし、うなぎはラーメンに比べれば間違いなくAランクのグルメであり、子どもの食べ物ではなくて大人の食べ物なのである。だから管理人もなかなか食べることができなかった。とはいえ、うなぎが美味いと心から思うようになったのは大学に入るくらいからなのだけど…。
 でもって、ようやくこのところ、うなぎを食べるくらいの余裕が財布に出てきたので、浦和界隈の鰻屋を徐々に食べてみようという気になって、今に至る(←大げさ)。

 浦和で有名なのが「山崎屋」と「満寿家(ますや)」だろうか。山崎屋はグランドマザーが入ったことがあるというので、満寿家に行ってみる。
 ここの売りは天然物のうなぎを紀州備長炭で焼き上げているということだ。だからなのか、皮にガス臭さは全く感じられない。(当たり前か)

 管理人が訪問したときは天気が悪いにも関わらず昼時だったから既に満席であった。ただし、離れの座敷であれば昼時は案内して貰えるそうなのでそれ程待たないだろう。 ただし、管理人の場合はグランマが椅子席でないと座れないので、椅子席が空くまで待つことになった。

 予め下ごしらえがしてあるのだろうか、注文すると、割合早くに鰻重は出てきた。うなぎを蒸して、甘すぎず、しょっぱすぎないタレで仕上げたうなぎはサッパリとして、なかなかのものだ。脂がしっかりと乗った、というよりも、柔らかく、品のあるうな重で、中高年のご婦人に受けそうな味である。(実際、客層もそんな感じ)

 個人的な好みから言えば、鰻重のご飯はもっと熱々で良いのだが。
 とはいえ、確かにおいしく食べられた。写真のうな重は竹である。

 ランチは980円で食べられるモノもあるそうだ。
 気になる人はHP(http://www.unagi-masuya.com/)で確認すると良いと思う。