あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

国立新美術館 ワシントン・ナショナルギャラリー展

http://www.ntv.co.jp/washington/index.html
「これを見ずして印象派は語れない」
なかなか大きく出たコピーだが、高尾もあって、連休にした月曜に開いている美術館はこのあたりかなぁ…と思い出かける。

なんでも「ワシントン・ナショナル・ギャラリーでは、作品寄贈者の意向などにより所蔵作品の多くは、貸し出しが厳しく制限されています。このため同館は、一度に多数の作品を紹介する大規模な「美術館展」の開催が極めて困難な美術館のひとつ」なのだそうだ。地震もあったし、クラシックだと海外アーティストも来日中止が未だにある中で、よく予定通り開催したなぁ…と感心する。


クールベやコローらバルビゾン派写実主義を導入部とし、印象派の先駆者といわれるブーダンやマネを経て、モネ、ルノワールピサロドガ、カサットら印象派に至り、セザンヌ、ファン・ゴッホゴーギャン、スーラなど、それぞれの表現によって印象派を乗り越えていったポスト印象派に続き」、たしかにザ・印象派という感じがする。

実のところ、むかーし、ワシントンに行ったときナショナルギャラリーも行ったのだが、まだ管理人は「興味関心知識の3無い運動」展開中だったためちっとも覚えてない。
 
 しかし、今回有名どころで言うとマネの「鉄道」、ゴッホの「自画像」「ひまわり」なんかを見ることができた。やはり本物はすごい。

会場は夏休み中もあって、子連れ親子と、中高生が無料のため、子どもたちだけのグループと、いつも美術館にはおなじみの元気な高齢者で結構混み合っていた。
当たり前だけれど、管理人みたいに勤め人だけど休みだから来てみた、という人はほとんど見なかった。それもそれでどうかと思うが。そんな人が来るであろう日曜は更に混みそうだ。

 もっとも、印象派を展示する時はいつも混雑しているよね。繰り返しだけれど、日本人は印象派好きだからなぁ。宗教が関係しないから純粋に絵を見て分かると言うところなのだろう。
 管理人もルノワール展、モネ展、ゴッホ展という感じで印象派ばっかり見ているし、今回はそれにマネが見られたのだから満足だった。