あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

歴代受賞者の演奏はいかに!?

日本音楽コンクール80周年ガラ・コンサート@NHKホール

日本音楽コンクール HP

楽壇最高の登竜門として知られている「日本音楽コンクール」は、今年、第75回を迎えた。これまで数多くの有望な新人音楽家を世に送り続け、現在では、応募部門の多さと高い水準により世界の音楽文化の振興に寄与している。

 戦前、始まった日本音楽コンクール。1932年から始まり今年で75回目、80周年を迎える。戦後は毎年開催しているようだが、管理人がこの手のコンサートを聴くのは初めて。もっとも、招待券を前日に頂いたので、急遽、という感じだ。

 司会は作曲家の池辺晋一郎黒柳徹子だった。徹子、入れ歯が合っていないのか、ロレツが怪しい。アタマは今まで通り回転しているから早く喋りたいんだけれど、実際滑舌が追いついていない。なんだか、喋りにくそうだ。
 あと、足が弱っているのか何なのか、司会席まで車椅子だった。「ふしぎ発見」のときは気づかないんだけどなー。

 演奏は各演奏10分程度で、徹子と池辺のトークが挟まれる感じ。

 管理人は2日目だったので、

小山裕幾 (フルート)
尾高尚忠:フルート小協奏曲 作品30a から第2、第3楽章


渡辺玲子 (バイオリン)
サン・サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ 作品28


舘野泉 (ピアノ)
ブリテン:ディヴァージョンズ〜左手のピアノと管弦楽のための主題と変奏〈抜粋〉


戸田弥生 (バイオリン)
ラヴェル:ツィガーヌ


木下美穂子 (ソプラノ)
プッチーニ:歌劇「トスカ」から「歌に生き、恋に生き」
ヴェルディ:歌劇「オテロ」から「アヴェ・マリア


須川展也 (サクソフォン)
グレグソン:サクソフォーン協奏曲

 こんなラインナップ。
 フルートの小山以外はもう付け加えることはないだろう。
 小山も、華やかさはやや欠けるが、実に堅実なフルートを吹いていた。そのうちいぶし銀のような奏者になりそう。尾高・父のフルート協奏曲は演奏機会が無くて、初めて聴いたけれど、なかなか面白かった。