あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

「国父」たりうるか?

今更だけど、フランスネタ。政治学者の吉田徹氏が次のような考察をしている。

オランド政権の左派性とは 吉田徹
http://synodos.livedoor.biz/archives/1932925.html


 第五共和制以降のフランス大統領はド・ゴールに象徴されるように「国父」たり得なければならない。それは左右どちらの政治的党派であっても関係がない。ミッテランにしてもしかり、シラクにおいてもしかりである。でも。サルコジにはどうもその資質は欠いていたように思える。
 オランドは「国父」としての大統領の側面をまた復活させるだろうか? だとすればアメリカと協調しつつも欧州の独自性を打ち出すかもしれない。さしあたり、EUの今後をどうするか(金融危機も含めて)。また、吉田氏が指摘するように法的な権利拡大は充分考えられるだろう。