あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

仙台2日目

 急遽決まったモノの、今回の仙台行きの目的は3つあった。
 1 仙台七夕祭りを見る
 2 石巻〜女川を訪れる
 3 人に会う(久しぶりの再会)

 石巻に行くには仙石線に乗っていくか車で高速を使うっていう選択肢があるのだけれど、震災で仙石線が一部区間で不通になっている。それでも電車で行きたいならば仙台からだと、小牛田駅を経由するという迂回ルートになる。そうなのだけれど、実は仙台−石巻間を結ぶバスが出ている。片道800円の30分間隔で運行している。仙台市内を数カ所停車し、石巻市内を数カ所停車するというシンプルな運行経路だ。予約も必要ではなく、バス停で並んで、定員が来たらそこでアウト、という仕組みのようである。

 時刻表などは「ミヤコーバス」で検索されるとイイと思われます。


 実は管理人は一家そろって今から15年くらい前から5年くらい連続で毎年、牡鹿町(現・石巻市鮎川)にキャンプに行っていた。そんな事情なので、あのあたりはどうなったのか、気になってはいた。もっとも、去年は職場が異動したばっかりでまともに連休が取れなかったから、行きそびれていたけれど、今回は日帰りでも時間がとれて良かった。

 石巻からはレンタカーを借りて、女川へ向かう。
 石巻の海岸近くでは津波で廃車になった車の山ができていた。これはすごい光景だった。




 女川駅付近に来ると、津波の後で、すっかり町並みは変わってしまった。特に女川駅周辺は全く何もなくなっている。

 役場は高台の総合運動公園に仮設のものがあり、また、そこに仮設住宅も出来ている。

 かつて来たマリンパル女川も跡形もない。マリンパルはすべて津波にのみ込まれたらしい。
 マリンパルは現在、石巻との境で仮営業している。ここでせめて土産を買い、刺身定食を食べる。


 女川から牡鹿半島までのコバルトラインは通行止めなので、石巻まで戻ってから牡鹿半島に行く。ここも被害は深刻である。

 牡鹿は捕鯨が盛んであって、夏にあった鯨祭りで鯨肉を食べさせてもらった。おしかホエールランドも被災している。やがて取り壊されるらしい。
 お土産物屋さんや商店は跡形もなくなってしまった。




 おしかのれん街でもお土産を買って帰る。夕方のバスで仙台着。

 また行かなくては…。