あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

発達障害に気づかない大人たち

発達障害に気づかない大人たち<職場編>(祥伝社新書237)

発達障害に気づかない大人たち<職場編>(祥伝社新書237)

著者は福島学院大学教授にして心療内科医でもある。著者自身が発達障害のため、自身の体験談や対処法も載せているのがタメになる。補聴器やメガネがあるように、発達障害であってもメモをとることや手帳にスケジュールを書き込むといったタスクマネージメント上の工夫をすれば、随分と日常生活での失敗は回避できることが分かった。ここで紹介される事例は(グレーゾーンの人もいるだろうが)職場に散見されるし、そうした人へのアドバイスや対処法としても知っておいて損はない。少なくとも、読みながら「あのひとはきっとそう」と思ってしまった。