あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

『セクシュアルマイノリティ―同性愛、性同一性障害、インターセックスの当事者が語る人間の多様な性』

セクシュアルマイノリティ―同性愛、性同一性障害、インターセックスの当事者が語る人間の多様な性

セクシュアルマイノリティ―同性愛、性同一性障害、インターセックスの当事者が語る人間の多様な性

LGBTI、同性愛=G(ゲイ)L(レズビアン)、性同一性障害=T(トランスジェンダー)、インターセックス=Iなどについて書かれた、国内で読める、もっとも包括的な本ではないだろうか?書いているのは高校や大学で教職員である。それぞれの問題について詳しくなりすぎることなく、また簡単にしすぎることもなく、この分野を理解するのに極めて質量共にちょうど良い著作である。自らもLGBTI当事者としての経験などが書かれた章があり、左利きと同じ程度いると言われるセクシャルマイノリティの多様性を身近にしてくれる本である。