あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

都響 第773回 定期演奏会Aシリーズ(東京芸術劇場)

指揮/ヤクブ・フルシャ
ピアノ/ピョートル・アンデルシェフスキ

オネゲル:交響的楽章第1番《パシフィック231
バルトーク:ピアノ協奏曲第3番 Sz.119
ストラヴィンスキーバレエ音楽春の祭典

※アンコール(6/26up)
バルトーク:3つのハンガリー民謡
J.S.バッハ:パルティータ第1番 BWV825より《サラバンド

 今日の都響定期公演から東京文化会館改修のため東京芸術劇場にお引越。やはり改装した芸術劇場は音が良くて気持ちが良い。ただ、今の職場からは若干遠くて、仕事が終わってから行くのに苦労する。異動にならないものか。前の職場からは電車で一本だったんだけどな。
 さて、バルトークのP協奏曲第3番&ストラヴィンスキー春の祭典」というプログラム。指揮はフルシャだ。一言で言うならば、全てにわたって充実度の高い演奏だった。
 バルトークがここまで情感豊かに響いたのも珍しい。もっとも、個人的にはソリストのアンデルシェフスキはアンコールで弾いたバッハがカタルシスを感じるほどの演奏だった。バッハ恐るべし。

 春の祭典はフルシャは始めて振ったらしいのだが「知情意」のバランスがとれた、それでいて手加減ナシに全力投球したカロリーの高い演奏である。

 サントリーの翌日だったから、表現も練られていたのだろう。
 満足のいく一夜だった。