あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

都響 第779回 定期演奏会Aシリーズ

指揮 ポール・マクリーシュ
コープランド:アパラチアの春−13楽器のためのバレエ(原典版
R.シュトラウス:13管楽器のためのセレナード 変ホ長調 op.7
メンデルスゾーン交響曲 第5番 ニ短調 op.107《宗教改革
(ホグウッド校訂版第2稿)

 まだまだ文化会館が改修工事中のため、都響定期演奏会東京芸術劇場である。
 ホグウッド逝去に伴いマクリーシュの指揮による。
 コープランド「アパラチアの春」はベタなんだけど、アメリカ史の本に挿し絵のイメージにマッチングするように思った。ちょうど、中央公論社の『世界の歴史』でアメリカ建国期の辺りを読んだこともあったので、そこでの挿絵とイメージが似ているなぁ、と。案外、アメリカ人が素朴に思う「アメリカ像」ってそんなものなのかもしれない。難しさはなく、シンプルな音楽だった。芸術劇場だからよく響いて良い。でも室内楽だなぁ…とも思う。
 メンデルスゾーン宗教改革はもっと鳴っても良いかな。あれが文化会館だったら迫力不足だったかもしれない。
 アンサンブルはこなれているし、整っているんだけれど、スケールは小さかった。


 そういえば、来年シーズンの都響定期ラインナップが載っていたが、文化会館のA定期とサントリーのB定期が全て異なる曲だというのは多分初めてのことだろう。困った。行きたいのが結構あるぞ。けどサントリーは仕事の後じゃ間に合わないぞ(苦笑)