あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

東京都交響楽団 第792回 定期演奏会

指揮/下野竜也
コダーイ:夏の夕べ
グリーグ組曲《ホルベアの時代から》(ホルベルク組曲) op.40
ドヴォルザーク交響曲第4番 ニ短調 op.13 B.41
 2ヶ月ぶりに都響定期演奏会だ。やっぱり生で聴くオーケストラは良いな。スピーカーの問題もあると思うが、音の立体感というか空間の拡がりが感じられて非常に面白く聴ける。今回の指揮者は下野竜也で、お得意のドヴォルジャークだった。曲目も東欧・北欧ものでちょっと変化球。
 コダーイ「夏の夕べ」は東欧イメージそのまんまの曲。ということはボヘミア的な旋律があるという事なのかな。個人的には曲がやや冗長な感じがしてしまって途中、集中が切れてしまった(苦笑)。グリークのホルベアは弦楽合奏でしなやかな都響の弦が聴けた演奏だ。
 ドヴォルジャークは若書きの曲だけあって、エネルギー全開で非常にメリハリ良く、リズムよく、ダイナミズムを持たせた演奏だった。第3楽章で下野氏の指揮ぶりは完全にダンスだったな。いつの間にか後頭部が薄くなっていたのに月日を感じてしまったが、これは溌剌たる演奏だ。