あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

退官祝い

 大学を卒業してから10年目が経つんだけれど、このたび、大学時代のゼミの先生が定年退官された。
 今までのゼミ生150名以上が参加する、最終講義と謝恩会が開かれた。自分なんかは、大学院に進むときに先生から「外で勉強してこい。ダメだったときに戻ってこい」と言われたクチなので、アイデンティティが二重にある感じなのだが、今の自分が考え・行動する指針に、大学時代の2年半、プラス院生になってからも毎週、古巣に戻って古典を輪読していた合計4年半の経験は大きかったなぁ、と感じます。
 「学恩」という言葉があると、別の先生から教えて貰ったんだけれど、あの時に学んだエートスを次に繋げられれば良いなと、ささやかながら思った夜だった。時は移ろうモノですねぇ。