あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

「始皇帝と大兵馬俑」展

始皇帝と大兵馬俑

今から約2200年前に「最初の皇帝」を名乗り、中国大陸に統一王朝を打ち立てた秦の始皇帝。その陵墓のほど近くに埋められた「兵馬俑」は、20世紀の考古学における最大の発見のひとつと謳われ、出土以来、新しい知見と驚きをもたらし続けています。本展では、バリエーション豊かな兵馬俑始皇帝にまつわる貴重な文物を一堂に紹介し、始皇帝が空前の規模で築き上げた「永遠の世界」の実像に迫ります。

 休日出勤した振り替え休日が昨日だったんだけれど、残念な天気だったので、文化の日の今日、気を取り直して人混みの中を国立博物館まで出かけてみる。中国旅行以来となる兵馬俑との再会だ。10年以上前に行ったときはガンガン写真撮影OKだったけれど、今はレプリカすら写真撮影禁止とは。。。
 あの時は、展示のスケールに圧倒されたけれど、今回は日本国内というのものあって、解説がとても親切かつ分かりやすくヨカッタ。今回の展示は細かすぎず、だからといって、端折りすぎずのさじ加減が絶妙だった気がする。
 魏や匈奴と、秦の関係も出土品(?)も踏まえて説明しているのが、ビジュアル的にも「なるほどー」と思わせるに充分だった。
  それぞれの展示物に説明はもちろんなんだけれど、そこになぜかサブタイトルがついている。それがなかなかウィットが効いていて面白い。なかには「学芸員なかなか攻めるな」というようなものも散見(笑い)。