あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

東京都交響楽団 第828回 定期演奏会Aシリーズ

ラヴェルバレエ音楽マ・メール・ロワ
ジョン・アダムズ:シェヘラザード.2 ─ヴァイオリンと管弦楽のための
劇的交響曲(2014)(日本初演)【ジョン・アダムズ70歳記念】
指揮/アラン・ギルバート
ヴァイオリン/リーラ・ジョセフォウィッツ

 都響定期演奏会東京文化会館を聴いてきました。
 転勤になってからの初めての定期演奏会。上野は遠くなったなー(苦笑)。自宅からは近くなったから良しとするか・・・。ラヴェルは繊細と言うよりは柔らかな包み込むような雰囲気が印象的だった。天気が悪く響きがデッドなことも影響している!?
 多分、サントリーで聴くともっと違った印象なのかもしれない。後半はジョン・アダムズ:シェヘラザード.2 ─ヴァイオリンと管弦楽のための 劇的交響曲(2014)(日本初演)。うーん。分かりにくくはないけれど、分かりやすくもない。もっとも飽きずに聴けたのだからつまらないわけでもない。

 大阪の特別公演はベートーヴェンの英雄だと言うからそっちの方が聴いてみたい。現代音楽で古典作品に対抗するのは大変なんだろうな。シェヘラザードもリムスキー・コルサコフの方が聴いていて面白いけれど、とはいえ、コープランドとか武満、伊福部あたりはもっと上げられて然るべきという気もする。
 何か文句ばっかり書いているようだけれど、アラン・ギルバートの指揮とヴァイオリンのリーラ・ジョセフォウィッツはこの曲の初演者らしい確信を持った、しっかりとした説得力を持たせてこの曲を演奏していたのが良かった。多分、つまらなさを感じなかったのはそれが大きいかな。