あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

青山学院管弦楽団 第110回定期演奏会

 昨夜は知り合いの子に招待されて、青山学院管弦楽団の第110回定期演奏会に出かけた。久しぶりの杉並公会堂だ(荻窪)。

 グリーグペール・ギュント」(第2組曲)、R.シュトラウスのホルン協奏曲第1番、シューマンの「ライン」というプログラム。
 序盤のグリーグはやや硬さがあったが、徐々に伸びやかになって良かった。良い曲だ。演奏会形式で良いので声楽入りで全曲演奏を聴きたい。
 シュトラウスは、端正な演奏である。古典的な曲も相俟ってアンサンブルの精度が求められるが、健闘している。それにしても10代でこの曲を書いたのだから天才の類はスゴいもんだ。
 「ライン」はなんだか交通整理をしっかりしている印象。シューマンオーケストレーションが見通しよく(!?)なっている。庭木を剪定しまくりっていう気もするけれど、そのあたりは好き好きだろうな。ともあれ、若々しい熱気が颯爽としたラインに仕上げていた。
 アンコールはシュトラウスの「雷鳴と稲妻」。勢いがあって良いですね。杉並公会堂の響きと相俟って、気持ちの良い、5月の晴天のような感触を持ったコンサートだった。

 帰りがけに、荻窪と言えば「春木屋」。
 なので、ワンタン麺を食べる。1250円というのは最早、文化財への投資と一緒かもと思ったり(笑い)。