あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

東京都交響楽団 第842回 定期演奏会Aシリーズ


指揮/ハンヌ・リントゥ
メゾソプラノ/ニーナ・ケイテル
バリトン/トゥオマス・プルシオ
男声合唱フィンランド ・ポリテク男声合唱


シベリウス:クレルヴォ交響曲 op.7
シベリウス交響詩フィンランディア》 op.26(男声合唱付き)

2017年フィンランド独立100年を記念して、ハンヌ・リントゥの指揮のもと、彼が信頼するフィンランド・ポリテク男声合唱団と2人の歌手が集い、シベリウス初期の名曲《クレルヴォ交響曲》(1974年渡邉暁雄指揮都響日本初演)を演奏する、まさにこの時にこそというプログラムです。フィンランドの音楽家たちの心と都響の熱いサウンドが共鳴しあい、シベリウス雄大な音楽風景が眼前に広がることでしょう。

 フィンランド独立100周年記念の都響定期公演終了。ハンヌ・リントゥ指揮でシベリウスのクレルヴォ交響曲を実演では初めて聴いた。録音だと今ひとつ印象のハッキリしない曲だと思っていたけれど、今夜は飽きることなく最後まで緊張感をもって聴くことが出来た。
 ポリテク男声合唱団は初めてだったけれど、力こぶ出さないけれど声量スケール感表情と、言葉が分からないのに気持ちが伝わってくるような、力があった。リントゥも正面から全力でやりきり、都響も全力で答えていたのだと思う。心地良き緊張感と熱気があった。