あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2021 京都市交響楽団

 2年ぶりに聴くサマーミューザ(川崎シンフォニーホール)。
 初となる京都市交響楽団広上淳一指揮の演奏だった。曲目はブラームスの二重協奏曲とベートーヴェンの英雄。二重協奏曲はなかなか実演を聴く機会に恵まれなくて、自分の記憶では朝比奈隆新日本フィルブラームス・チクルス以来だと思う。

 個人的にはもっと前列のチケットを買えばよかったかなぁ,と思いながら二人のソリストがシンクロする様子もよく見えるし、見た目的にも面白かった。
後半の英雄は1stヴァイオリン12人の編成だが志向する音楽は極めてオーソドックス。部分的に80%だったり120%だったり、というのではなく、どこも98%くらいの極めて充実した音楽。
 聴いていてセル ・クリーブランド管の録音が過ぎった。もっとも、セルよりも意欲的な表現は随所に聴けたんだけれど、絶妙なバランスとスケール感はありながら端正な演奏が新鮮だった。
 コロナ収まったら、観光とセットにして京響の本拠地で聴きたい!

www.kawasaki-sym-hall.jp