「誰か席に着いて」を観た。
田辺誠一、木村佳乃、片桐仁、倉科カナ出演。未来どころか目の前の現実で精一杯な大人たちへ倉持裕が豪華キャストで贈るコメディドラマ!
<ストーリー>
芸術家の活動を支援する小原芸術文化財団。その創設者の孫娘の織江と夫の哲朗、織江の妹の珠子と夫の奏平が、助成対象者を決める選考会に集まる。活発な議論をしつつも、四人はそれぞれ別の問題で頭がいっぱい。
シナリオライターである織江は、奏平が気まぐれに書いた脚本を「盗用」している。その奏平は財団の資金を使い込んでいる。哲朗はかつて関係を持った珠子との復縁を願っている。その珠子は姉に対する罪悪感に苦しみつつ、育児によって休止せざるをえなくなったダンサーとしての立場に不安を覚え、自らを助成対象者の枠にねじ込みたい。
問題解決のためにたびたび中座する四人。誰かが戻ると誰かが立つ。一向に決まらない「有望なアーティスト」。芸術と我欲の間をせわしなく往復する男女の喜劇。
有楽町・シアタークリエでやっている「誰か席に着いて」を観てきた。木村佳乃や田辺誠一といった華やかなキャストに軽妙な会話がテンポ良く繰り広げられるコメディだった。もっとも、「えっ?そこで終わるの?」というあたり、謎解きが必要な芝居だとも言えるけど。
ちょっと忙しいので、もうちょい詳しい感想は後日。