あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

え、知らなかったのね。

 生まれて初めて、スープカレー食べました。スープ自体に旨味があって美味しいから、とてもウマー、です。北海道のヒトはスープカレーよく食べるんでしょうか?北海道の方、ご覧になりましたらご意見をお聞かせ下さい!
 ちなみに、管理人、年末に北海道に行く予定でいます。寒そうだけど、楽しみです!


さて、話題になっていることと言えば…。別に井脇ノブ子議員じゃないですよ。
「やる気、元気、イワキ」ですけどねぇ。キャラクターは美味しいな(笑い)。


Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - <ホワイトバンド>趣旨説明不足で購入者から批判
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051024-00000025-mai-soci

 ホワイトバンドが登場してすぐから言われてましたよね。「実は…」って感じでしょうか?弁護士の紀藤さんが週刊誌上で批判してたけど…。わざわざサイトまでつくってアジってたところもあるしなぁ…。
 批判点として、「貧しい人にお金が行かない」というのがあるのですが、そもそもの趣旨が違うので、その批判はあまり意味をなしてないなぁ。と言うのが感想です。

 ホワイトバンドの目標は人々への啓発にあるわけですよね。つまり、従来のように「苦しんでいます→寄付を送りましょう」では一向に改善されず、拡がる一方の南北格差には国際世論の高まりが必要だと言うことから、新しい形の運動が必要だと考えたわけですよね。
 たとえばイラク戦争反対のように、世界規模で貧困問題が意識化され無い限り途上国の貧困は救えない、と(彼らは考えた)。
 なので当然、今までの「募金」とは性格が異なるわけです。


 そーやって高まった世論によって、先進国政府が本腰を入れて貧困問題にあたらせようとする。一種のロビー活動だと考えた方が適切かと。ロビイストを雇う代わりに、(CMはじめとする)大規模な広告をして大衆に働きかけようとするわけです。
 これだけの南北格差になると、債務帳消し措置などを先進国が採らないと発展途上国は二進も三進もいかないところまで追いつめられてしまっています。
 従って、政府にお金を出させる運動としての、ホワイトバンドだということです。


 しかし、こうした活動それ自体が前代未聞だったことと、元々の趣旨を充分説明したとは言い難いコトから問題化しているのでしょう。
 「やっぱり直接私のお金で支援したい」と言うヒトは、ユニセフでは常時寄付を募集している(国際赤十字はどうなのかな?)わけですし、今後はそちらを通じて寄付されれば、間違いなく恵まれない人々へ支援という形でお金は生かされます。余談ですが、わが家もささやかな額をユニセフに寄付させてもらっているので、定期的にユニセフの方からお手紙が届いていますよ。
 情に訴えられると、断ろうとする自分が凄く悪人っぽく感じて良くないですね。赤い羽根募金を訴える子どもとか、駅前にいるじゃないですか。一度寄付しても、乗る駅と降りる駅にいたりするもんだから、寄付はしてるんだけど、何故かなけなしの良心が痛みます。


 このホワイトバンドの一番の問題点は、これが純粋なる募金を呼びかけるものでない以上、そこでの収支をきちんと監査を入れた上で収支報告を公表する必要があるのではないかと思います。つまり、余剰金が発生した場合、それは次回以降の啓発運動の資金とされるのか、それとも、今回の余剰金は国際機関を通じて現地に送るようにするのか、きちんと公表することが必要ですね。